福島の山々 >> 南西部 >> 浅草岳 (1585.5m)  
福島県只見町と新潟県魚沼市(旧:入広瀬村)の境界に位置する。多く
の登山者で賑わう言わずと知れた名峰。福島県側(東側)は険峻な地形
だが新潟県側(西側)は穏やかな地形で対照的。只見尾根(中崎尾根)
から望む鬼ガ面山の絶壁が実に見事。山頂付近にはヒメサユリやコバイ
ケイソウを初めとする高山植物の群落があり登山者を魅了する。また一
帯は山菜や岩魚の宝庫でもあり地元に多くの恵みをもたらしている。毎
年4月中旬頃には新潟県の魚沼市観光協会主催の山スキーとヘリスキー
も楽しめる。新・花の百名山にも選定されている。

● 福島の山々 ・・・ 南西部の地図  登山ルート
            読者からの登山情報など
● マピオン ・・・・ 浅草岳の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:守門岳 
● 市町村のサイト ・ 只見町 新潟県魚沼市
● 観光協会等 ・・・ 只見町観光まちづくり協会  魚沼市観光協会
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
浅草岳
日本三百名山新・花の百名山東北百名山うつくしま百名山 会津百名山

    交通:JR只見線「田子倉」駅下車(徒歩5分)
マイカー:田子倉登山口(只見沢登山口)に駐車場あり
所要時間:田子倉登山口(3時間20分)山頂(2時間40分)田子倉登山口
他登山口:登山ルートは田子倉登山口(只見尾根コース)の他に以下の様なコースがある。
     ■入叶津登山口からのコース(ブナ平コース、沼の平コース)
     ■六十里越から鬼ガ面山を経由するコース
     ■新潟県五味沢登山口からのコース
     ■新潟県五味沢から右沢林道を車で中腹(ネズモチ平登山口、桜曽根登山口)から登るコース
     ■新潟県八十里越え・早坂尾根からのコース(エキスパート向け)
     ※新潟県側は国民宿舎「浅草山荘」を拠点とすると便利。
  山開き:新潟県側(魚沼市入広瀬):毎年6月下旬
     福島県側(只見町)毎年7月第4日曜日  毎年6月第4日曜日( 2003年より6月に変更 )

只見町中心部から国道252号線を南進すると田子倉湖に着く。 田子倉湖は日本屈指の発電量を誇る田子倉ダムによってできたダム湖。 田子倉湖に面したJR只見線の田子倉駅(福島県で最も西にある駅)を左に見送り、200mほど進み右手に入ると登山口。 登山口には広い駐車場と無料休憩施設がある。駐車車両が少ない時期には幕営も可能。 7月中旬頃までは残雪があるので、軽アイゼンを用意した方が無難。

田子倉ダム ダム下流の眺め 田子倉湖(奥は鬼ヶ面山)
田子倉ダム ダム下流の眺め 田子倉湖(奥は鬼ヶ面山)
田子倉登山口(只見沢登山口) 登山道 只見沢
田子倉登山口(只見沢登山口) 登山道 只見沢


「浅草岳登山口」と書かれた大きな看板のある登山口を入るとすぐに只見沢に沿った登りとなる。 登山道はよく踏みしめられており、ブナの原生林の中を気持ちよく登れる。 登り始めて40分ぐらいで大久保沢。最後の水場なので水の補給を忘れずに。 大久保沢から10分ほど歩くと「熊の爪跡」の看板。「熊の爪跡」の看板から3分ほど歩くと「手分場」。 着実に高度を稼いでいくと田子倉湖の眺めがよくなってくる。

ブナの大木 大久保沢 大久保沢の看板
ブナの大木 大久保沢 大久保沢の看板
熊の爪跡 手分場 田子倉湖の眺め
熊の爪跡 手分場 田子倉湖の眺め


登山口から登り始めて1時間50分ほどで「剣ヶ峰」。「剣ヶ峰」〜「鬼ヶ面眺め」で見る鬼ガ面山の絶壁は見事。 剣ヶ峰から岩尾根を20分ほど登ると「鬼ヶ面眺め」。白骨樹を散見。座るのにちょうどよい岩がたくさんあるのでここで小休止。 標柱には山頂まで1.8km、登山口まで2.9kmと書かれている。浅草岳山頂はまだ遠い。

剣ヶ峰 鬼ヶ面山の絶壁 岩尾根を登っていく
剣ヶ峰 鬼ヶ面山の絶壁 岩尾根を登っていく
鬼ヶ面眺め 鬼ヶ面眺めの看板 浅草岳山頂を望む
鬼ヶ面眺め 鬼ヶ面眺めの看板 浅草岳山頂を望む


「鬼ヶ面眺め」から5分ほど(登山口から2時間15分ほど)で「熊合わせ」。昔マタギ達が熊狩りをした場所。 「熊合わせ」から45分ほど(登山口から3時間ほど)で「潮見峠」。 山頂が間近に迫り、眼下に田子倉湖が広がる。またすっきりと晴れていれば遠くに燧ヶ岳を望める。 登山道脇には高山植物が花を咲かせている。

熊合わせ 重右エ門岩 潮見峠手前からの眺め
熊合わせ 重右エ門岩 潮見峠手前からの眺め
ニッコウキスゲ(7月上旬) 潮見峠の看板 ヒメサユリ(7月上旬)
ニッコウキスゲ(7月上旬) 潮見峠の看板 ヒメサユリ(7月上旬)


「潮見峠」から20分(登山口から3時間20分)で山頂。 山頂一帯は浅草岳の山名の由来と云われる草原となっている。 この山頂の大草原は昭和60年に福島民報社と福島県が主催したふくしま緑の百景に選ばれている。 山頂からは360度の大パノラマが広がり南会津や越後の多くの名山を一望にできるが、浅草岳がある只見付近は霧が多くすっきりしない日が多い。 山頂直下にある避難小屋はかなり老朽化しているので利用には注意のこと。(最新情報は要確認)

[参考] 福島県の一等三角点は全部で25箇所、県境(他県所有)も含めると31箇所。 ご興味のある方は福島県の一等三角点一覧をご覧下さい。

山頂 一等三角点と標柱 祠
山頂 一等三角点と標柱
東(博士山、那須連峰) 南東(田子倉湖、会津朝日岳) 南(燧ヶ岳、平ヶ岳)
東(博士山、那須連峰) 南東(田子倉湖、会津朝日岳) 南(燧ヶ岳、平ヶ岳)
南西(鬼ヶ面山) 西南西 西
南西(鬼ヶ面山) 西南西 西



山頂からの360度パノラマ展望シミュレーション (A4印刷対応はこちら



copyright     Initialized : January, 2008.