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広野町で国道6号線から県道249号線(上戸渡広野線)に入り上戸渡方面(西)へ5Km程度行くと大滝旅館というりっぱな旅館があり、
道を挟んで向かい側付近にある階段を30mほど降りたところに「大滝」がある。
「大滝」は浅見川渓谷の中流に位置し、春は桜、夏は緑、秋は紅葉と楽しめる。
滝の近くには大滝神社が建つ。毎年4月の第1日曜日には祭礼(通称:たんたんぺろぺろ)が行われる。
ここから県道をさらに西へ1km程行くと五社山の案内板がある。(見過ごさないように注意してください)
浅見川に架かる五社橋を渡り、林道「五社山・黒森・大内線」を南西方向に道なりに進む。
(数年前までは砂利道でしたが、平成14年現在は舗装されています。)
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五社山橋から2km程度で、「やまのぼりの道」登山口がある。ここからだと
山頂まで歩いて45分程度。(昔からある登山道です。)
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「やまのぼりの道」登山口から林道を2kmほど西進すると「つつじの道」登山口。
ここからだと30分足らずで山頂へ到着する。赤松林の中、松籟を聞きながら明るく快適な歩行を楽しめる。
(公園のように整備された遊歩道は、家族連れにもお勧めです。)
[ 参考 ] 「五社山ふるさとの森」は場所によって植生が異なり、
「つつじの森」「あせびの森」「くりの森」を初めとして、
他に「原生の森」「山守の森」「町民の森」「源流の森」などの名称がついている。
アカマツやリョウブ、ハンノキ、モミなども見られる。
なお、アセビは殺虫剤として使われるくらいの毒があるので、子供が誤って口に入れないように注意が必要。
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山頂は周りを雑木林に囲まれ展望はないが、直ぐ東側に展望台があり、
北東側〜南側を見渡すことが出来る。(以前は木造の朽ちかけた展望台でしたが、
平成9年に立派な展望台に造りかえられています。)
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山頂からは太平洋側の眺望が見事。初日の出をここから楽しむ地元の人も多い。
「Jビレッジ」は日本サッカー協会、Jリーグ、東京電力、福島県等の出資により誕生。
2002年のワールドカップではアルゼンチンチームの練習会場となった。
約5000人収容のスタジアムや天然芝フィールド、屋根付練習場、フィットネスクラブ、
レストラン、コンベンション施設などがある。
また近くには「折木温泉」があるので時間があれば汗を流して帰りたい。
(2〜3軒の温泉宿があり宿泊はもちろん入浴のみも可能。)
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遊歩道の道端にはツツジが植えられており5月〜6月には美しい花を観賞できるが、
その他にも様々な花々が咲いている。ヤマボウシは普通は苞葉は白色だが、
ここのヤマボウシは桃色の苞葉をしている。おそらく品種改良されたサトミ又は
紅富士を植えたものと思う。
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