福島の山々 >> 南東部 >> 羽黒山 (364m)  
塙町の中心部に位置する。平安時代の天喜2年(西暦1054年)、地
元の人々を苦しめている大蛇を源義家が羽黒の矢を射って退治したこと
から羽黒山と呼ばれるようになったという。その後この辺一帯(常陸北
部)を支配する戦国大名の佐竹氏の軍事拠点となる山城が築かれた。標
高は低いが要衝の山としての威厳と歴史を感じさせる名山。山頂には出
羽神社が建っており、塙地区や竹之内地区を初めとする近隣住民の信仰
を集める。5月上旬、ツツジが見ごろの風呂山公園(青年山)と合わせ
て登るのがお勧め。

● 福島の山々 ・・・ 南東部の地図  登山ルート
● マピオン ・・・・ 羽黒山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:塙 
● 市町村のサイト ・ 塙町
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
羽黒山

    交通:JR水郡線「磐城塙」駅下車
マイカー:磐城塙駅に駐車スペースあり(短時間の場合のみ)
所要時間:磐城塙駅(5分)古峯神社・稲荷神社(40分)山頂
他登山口:塙地区の出羽神社参道竹之内地区の出羽神社参道愛宕神社からなど

磐城塙駅から (登山口標高:約190m、所要時間:山頂まで45分)

磐城塙駅は平成7年度にグッドデザイン賞を受賞している。 磐城塙駅から商店街を南東へ100mほど歩いた所でJR水郡線の線路側への小路を入ると宮田踏切がある。 栄町児童公園の直ぐ脇である。宮田踏切を渡ると舗装路(町道)と法面に続く踏み跡に分かれる。 法面に続く踏み跡は、古峯神社や雷神社、稲荷神社を経由して舗装路からの林道に出合う。 古峯神社の鳥居から石段を登ると古峯神社、雷神社が建っている。奥には稲荷神社がある。 石段の最上部からは塙町の商店街などを見渡せる。四阿(休憩所)もあるので小休止によい。 古峯神社の石段を登らずに奥へ回り込むと平成23年に建て直された稲荷神社の新しい鳥居が出迎えてくれる。

磐城塙駅 宮田踏切 栄町児童公園
磐城塙駅 宮田踏切 栄町児童公園
法面に続く踏み跡 古峯神社の鳥居 石段を登る
法面に続く踏み跡 古峯神社の鳥居 石段を登る
塙地区の商店街を見渡せる 古峯神社、雷神社、四阿 稲荷神社と鳥居
塙地区の商店街を見渡せる 古峯神社、雷神社、四阿 稲荷神社と鳥居


古峯神社や稲荷神社を経由しないで登るには先ほどの宮田踏切を渡ってから舗装路(町道・栄町宮田線)を駅の裏手まで進む。 宮田橋の手前のコンクリートの舗装路を登っていくと林道となり、間もなく古峯神社や稲荷神社からのコースと出合う。

駅の裏手へ進む 宮田橋の手前から入る 杉林の林道
駅の裏手へ進む 宮田橋の手前から入る 杉林の林道


林道を少し登ると平坦で頭上が開けた雰囲気に変わる。左手には大きな砂防ダム。 ここで塙地区の出羽神社参道と出合い、大きく左へコースが曲がる。 杉林の中をさらに登っていくと道は二股に分かれる。 左手へ入って30mほど進むと木段が整備されている。 「平成21年度 羽黒山森林整備事業」と書かれた立派な看板から上は伐採地。 少し登ると「三合目」と書かれた朽ちた指道標が落ちていた。 西側が開け、米山や大笹山を望める。伐採地の上部で愛宕神社からの道を右から合わせる。

塙地区出羽神社参道と出合う 杉林の中を登る 分岐を左へ(分かり難い)
塙地区出羽神社参道と出合う 杉林の中を登る 分岐を左へ(分かり難い)
木段が整備(三合目) 米山、大笹山を望む 愛宕神社からのコースと出合う
木段が整備(三合目) 米山、大笹山を望む 愛宕神社からのコースと出合う


鳥居の脇には羽黒山城の案内板が立っている。大変スケールの大きな山城だったことに驚く。 石段を登り出羽神社の拝殿に参拝。木段を少し降りたところには休憩広場がある。 石のテーブルと椅子が置かれている。 木立に囲まれ眺望はあまりないが、九ツ山や道の駅、塙町の街並みを垣間見ることができる。

[参考] 出羽神社の祭礼は毎年11月3日に行われる。 三年に一度の大祭では羽黒山山麓の各地区から山車が巡行し賑わいを見せる。 今後の大祭は、2015年、2018年、2021年…の予定。

出羽神社の直下へ出る 羽黒山城の案内板 出羽神社拝殿
出羽神社の直下へ出る 羽黒山城の案内板 出羽神社拝殿
休憩広場へ木段を降りる 休憩広場 道の駅「はなわ」を遠望
休憩広場へ木段を降りる 休憩広場 道の駅「はなわ」を遠望

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塙地区の出羽神社参道 (登山口標高:約190m、所要時間:山頂まで40分)

塙駅から南東に商店街を200mあまり歩くと出羽神社の立派な石の鳥居が建っている。 塙地区の住民の皆さんが利用している参道である。 ちょうど塙地区の栄町と本町の境界付近。ここから羽黒山踏切を越えて沢沿いに登っていく。 参道は細いがしっかりした踏み跡がある。5分ほど登ると、前述の塙駅からのコースと出合う。

塙地区の出羽神社参拝口 羽黒山踏切 沢沿いの参道
塙地区の出羽神社参拝口 羽黒山踏切 沢沿いの参道
右側が杉林 砂防ダム 塙駅からのコースと出合う
右側が杉林 砂防ダム 塙駅からのコースと出合う

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竹之内地区の出羽神社参道 (登山口標高:約310m、所要時間:山頂まで10分)

林道羽黒山線の起点は竹之内地区の出羽神社参拝口となっている。 少し上ると右手に出羽神社の鳥居が見えてくる。 舗装された林道を進むとやがて左手に遊歩道入口が見えてくる。案内板と指道標が立っている。 駐車スペースもあるのでここにマイカーを駐車して登る。軽四駆などであれば遊歩道をさらに奥まで入れるだろう。 遊歩道入口から10分ほど歩くと出羽神社直下。ここで塙駅や愛宕神社からのコースと出合う。

林道羽黒山線の起点 遊歩道入口 案内板
林道羽黒山線の起点 遊歩道入口 案内板
指道標 杉林の中を登る 出羽神社直下
指道標 杉林の中を登る 出羽神社直下

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愛宕神社から (登山口標高:約200m、所要時間:山頂まで40分)

羽黒山の南麓に建つ愛宕神社からもコースがある。 愛宕神社の鳥居を潜ると男坂と呼ばれる長い坂に石段が拝殿まで続く。段数は225段。 拝殿についたら小休止して息を整え山頂を目指す。山頂へは本殿脇から踏み跡が続く。 小尾根につけられた快適なコースである。

[参考] 防火の神様として知られる愛宕神社では毎年7月上旬ごろに祭礼が行われる。 三年に一度の大祭では塙地区を練り歩く神輿に防火の願いを込めて水を浴びせる奇祭。 今後の大祭は、2016年、2019年、2022年…の予定。

愛宕神社の鳥居 男坂の石段を上る 愛宕神社拝殿
愛宕神社の鳥居 男坂の石段を上る 愛宕神社拝殿
改築記念碑 本殿の脇から登る 小尾根の快適な登山道
改築記念碑 本殿の脇から登る 小尾根の快適な登山道

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