福島の山々 >> 北東部 >> 額取山 (1008.7m)  
猪苗代湖と郡山市市街地の間に位置し、古くから地元の人々に親しまれ
てきた郡山市を代表する歴史ある名山。分水嶺の一角をなす。額取山の
山名は八幡太郎義家が元服の儀式で額を剃ったことに由来すると伝えら
れる。別名「安積山」とも呼ばれ、万葉集にも「安積山影さへ見ゆる山
の井の浅き心をわが思はなくに」と詠まれている。この歌で詠まれた安
積山と山の井の所在については諸説あるが、額取山も有力な候補のひと
つ。山頂では360度の大パノラマが展開し圧巻。御霊櫃峠への縦走路
があり大将旗山と合わせて登られることも多い。

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            読者からの登山情報など
● マピオン ・・・・ 額取山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:山潟 
● 市町村のサイト ・ 郡山市
● 観光協会等 ・・・ 郡山市観光協会
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
額取山(安積山)
東北百名山 うつくしま百名山

    交通:郡山駅より福島交通バス「夏出」下車、徒歩1時間
マイカー:夏出より額取山方面への林道を滝登山口まで入る
所要時間:滝登山口(1時間20分)山頂(1時間)滝登山口
他登山口:熱海登山口大将旗山(御霊櫃峠)など
     ※電車利用の場合、熱海登山口が便利
 山開き:毎年4月中旬 (地元有志グループによる主催)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

滝登山口 (所要時間:山頂まで1時間20分、夏出バス停から山頂までは2時間20分)

夏出バス停より滝登山口まで徒歩だと1時間程を要する。 夏出バス停の100m程先には「新奥の細道」の案内板があるので確認したい。 滝の集落を抜けた所にある弘法清水は弘法大師がその昔ここに泉を湧かせたと言い伝えられる清水。 水量も豊富で今も滝集落の飲料水や灌漑水に用いられている。 休日などはペットボトルなどに水を汲む人々で混雑する。 滝林道の終点まで進むと「安積山ハイキングコース登山口」とある。ここが滝登山口である。 滝登山口手前には駐車スペースがあり、普通車であれば7〜8台は駐車できる。

夏出バス停 新奥の細道の案内板 県道29号線を離れ滝林道へ
夏出バス停 新奥の細道の案内板 県道29号線を離れ滝林道へ
弘法清水 弘法清水の案内板 登山口手前の駐車スペース
弘法清水 弘法清水の案内板 登山口手前の駐車スペース
滝登山口 指道標 登山道
滝登山口 指道標 登山道


明るい尾根に出ると熱海登山口からのコースと出合う。 登山者の多い人気コースだけあって、道は明瞭で歩きやすく分岐点には案内板もあり分かり易い。 何度か軽いアップダウンを繰り返し、低木帯に変わると間もなく山頂。 10月上旬、少し名残り咲き気味のヤマニガナやオヤマボクチ、紅葉気味のカエデが美しい。 オクトリカブトは日差しの強いところだけに頭を垂れていない茎のしっかりした直立性のものが多かった。

案内板(熱海登山口コース出合い) 尾根道 山頂まで0.7Km付近
案内板(熱海登山口コース出合い) 尾根道 山頂まで0.7Km付近
ヤマニガナ (花期:9月) オヤマボクチ (花期:9〜10月) オクトリカブト (花期:9〜10月)
ヤマニガナ (花期:9月) オヤマボクチ (花期:9月) オクトリカブト (花期:9〜10月)
低木帯に変わる 山頂手前の岩場 紅葉気味のカエデ
低木帯に変わる 山頂手前の岩場 紅葉気味のカエデ


山頂直下までくると視界が広がり安積平野を眼下に見渡せる。 6月上旬はツツジの花が見事なので是非訪れて欲しい。 山頂は小広く360度の大パノラマが待っている。 但し、ここは風の通り道となっており強風が吹き荒れることが多いので注意が必要。

北東(本宮市、日山) 東(郡山市、大滝根山) 南東(須賀川市)
北東(本宮市、日山) 東(郡山市、大滝根山) 南東(須賀川市)
山頂 三角点 山名の由来書き
山頂 三角点 山名の由来書き


北西には猪苗代湖や磐梯山、北には川桁山や吾妻連峰・安達太良連峰、南には那須連峰や甲子連峰、東には阿武隈山地を望むことができる。 今まで登った山、これから登る山に思いを馳せるのもよい。

北西(猪苗代湖、磐梯山) 北北西(川桁山、吾妻連峰) 北北東(安達太良連峰)
北西(猪苗代湖、磐梯山) 北北西(川桁山、吾妻連峰) 北北東(安達太良連峰)
南(妙見山、高旗山、笠ヶ森山) 南西(那須連峰、甲子連峰) 西南西(大将旗山)
南(妙見山、高旗山、笠ヶ森山) 南西(那須連峰、甲子連峰) 西南西(大将旗山)


時間と体力に余裕があれば、大将旗山や御霊櫃峠へ足を延ばすのもよい。 縦走コースの開放的な雰囲気を手軽に味わえる。 山頂を下って間もなく、1006mピークとの鞍部に「水 ちーと下」の看板がある。 80m(標高差にして40m)ほど下に降りていくと小沢に出合う。 縦走路の貴重な水場だが、水量が少ないのであまりあてにしない方がよいだろう。

大将旗山 縦走路 水場の看板
大将旗山 縦走路 水場の看板

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熱海登山口 (所要時間:山頂まで1時間50分、磐梯熱海駅から山頂までは2時間50分)

JR「磐梯熱海」駅の直ぐ西側の踏切(福島交通「新熱海」バス停近く)から南に延びる林道を進む。採石場があるためダンプが行き交い少々埃っぽい。 車で5分程度(歩くと1時間前後だろう、夏場は避けたい)、距離にして3Kmくらい南進すると Y字路に「安積山ハイキングコース」の看板が見えるので、左方向に10mほど進むと右手に熱海登山口がある。 駐車スペースは1〜2台程度しかない。 登山道は比較的幅が広く、頭上の開けた植林帯の中を進む。(真夏などは少々日差しが暑いだろう。) 2万5千図では尾根上にルートがあるが、少々南側の山腹をトラバースするようなルートとなっているので気をつけたい。 東側が開けており、郡山市街地とその先に阿武隈の山々を望める。

安積山ハイキングコースの看板 熱海登山口と駐車スペース 登山道
安積山ハイキングコースの看板 熱海登山口と駐車スペース 登山道
移ヶ岳、鎌倉岳 片曽根山、大滝根山 郡山駅前、一盃山
移ヶ岳、鎌倉岳 片曽根山、大滝根山 郡山駅前、一盃山


暫く進み小沢を渡ると薄暗い杉林に変わる。途中、夏出方面からの林道と出合い、50m程林道を歩くと林道を離れまた登山道に戻る。 ここには車1台程度の駐車スペースがあるので急ぎの時に車をデポできるだろう。 小沢を2度渡って「山頂まで2.1Km」の看板を過ぎた辺りから進路を西へ変え、尾根道となる。 間もなく滝登山口からのコースと出合う。山頂まで残り1.6Kmである。

杉林の中の登山道 夏出方面からの林道へ下りる 指道標
杉林の中の登山道 夏出方面からの林道へ下りる 指道標
林道を離れ登山道へ 「山頂まで2.1Km」の看板 滝登山口からのコースと出合う
林道を離れ登山道へ 「山頂まで2.1Km」の看板 滝登山口からのコースと出合う

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山頂からの360度パノラマ展望シミュレーション (A4印刷対応はこちら



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