福島の山々 >> 南西部 >> 燧ヶ岳 (2356m)  
尾瀬を象徴する山で日本百名山のひとつ。福島県の最高峰であるととも
に東北の最高峰で俎ー(まないたぐら)と柴安ー(しばやすぐら)から
なる双耳峰となっている。山頂は眺望絶佳で、気象条件がよければ富士
山も遠望できる。南麓の尾瀬沼と周囲の湿原は燧ヶ岳の大噴火によって
誕生した日本を代表する高層湿原。夏の週末、尾瀬沼や尾瀬ヶ原は非常
に多くのハイカーで賑うが燧ヶ岳は比較的静かな登山を楽しめる。

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燧ヶ岳
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    交通:会津鉄道「会津高原尾瀬口」駅より会津バス利用「尾瀬御池」下車
マイカー:国道352号線「御池」に駐車場がある
     ※御池駐車場が満車の時は、七入駐車場を利用(七入〜御池はシャトルバス)
     ※檜枝岐〜御池の国道再開通は4月28日前後、御池〜沼山峠の県道再開通は5月20日前後
所要時間:御池駐車場(3時間)俎ー(20分)柴安ー(20分)俎ー(2時間20分)尾瀬沼ビジターセンター
     尾瀬沼ビジターセンター(40分)沼山峠休憩所
  山開き:毎年7月第1日曜日(日程は変更になる場合があります)
     ※問合せ:尾瀬檜枝岐温泉観光協会(0241-75-2432)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

尾瀬の福島側の拠点となる桧枝岐村には多くの温泉・キャンプ場・旅館・民宿がある。 日本百名山のひとつ会津駒ヶ岳の登山口もここにある。 桧枝岐村中心部からさらに国道352号線を南進し、キリンテキャンプ場や七入を過ぎて暫くすると福島県側の拠点となる御池。 大きな駐車場や宿泊施設(御池ロッジ)、売店(山の駅)があり賑わいを見せる。御池駐車場の西端ゲートが御池登山口。

[参考] ■平成19年度より御池〜沼山峠は一般車両通行禁止になりました。シャトルバス利用(大人片道520円)となります。 ■見晴新道(尾瀬ヶ原の見晴〜燧ヶ岳の柴安ー)は平成25年9月に発生した台風18号により損壊し通行禁止となっていますので、最新情報に注意してください。

会津駒ヶ岳登山口 御池駐車場 御池ロッジと山の駅
会津駒ヶ岳登山口 御池駐車場 御池ロッジと山の駅
シャトルバス 沼山峠方面入口 御池登山口
シャトルバス 沼山峠方面入口 御池登山口


ダケカンバ林を少し進むと燧ヶ岳と見晴地区の分岐。ここで南進する。登山道は濡れて苔むした石が多く滑りやすい。 7月中旬、ミズバショウは名残り咲き程度。急登に汗を流すが45分くらいで広沢田代の湿原に到着する。

ダケカンバ林 分岐 登山道
ダケカンバ林 分岐 登山道
ミズバショウ 木道 広沢田代
ミズバショウ 木道 広沢田代
モウセンゴケ チングルマの果穂 トキソウ
モウセンゴケ チングルマの果穂 トキソウ


広沢田代を通過して南進。次第に斜度が急になり、4合目と5合目の看板を通り過ぎる。 北側を振り返ると広沢田代と会津駒ヶ岳の景色がよい。 広沢田代より45分程で熊沢田代の湿原。7月中旬、ヒメシャクナゲが名残り咲き。 湿原の中央に木道を挟んで大きな池塘が2つあり、空が映る池塘の先には名峰を遠望できる。

5合目の標識 広沢田代と会津駒ヶ岳を望む 熊沢田代
5合目の標識 広沢田代と会津駒ヶ岳を望む 熊沢田代
ヒメシャクナゲ 東側(台倉高山、女峰山) 西側(平ヶ岳、越後駒ヶ岳)
ヒメシャクナゲ 東側(台倉高山、女峰山) 西側(平ヶ岳、越後駒ヶ岳)


熊沢田代を通過するとまた次第に斜度が急になる。 7月中旬、7合目〜8合目にはまだ残雪があるので滑らないように慎重に登る。 北側を振り返ると熊沢田代と会津駒ヶ岳の景色がよい。熊沢田代の1段下には広沢田代も遠望できる。 熊沢田代から1時間くらいで9合目。東側に田代山や帝釈山、釈迦ヶ岳を望める。 9合目から、15分くらいで俎ー(まないたぐら)山頂。 二等三角点の標石(2346.0m)があり、尾瀬沼の眺めがとてもよい。

7合目 残雪(雪渓) 熊沢田代と会津駒ヶ岳を望む
7合目 残雪(雪渓) 熊沢田代と会津駒ヶ岳を望む
9合目(田代山、釈迦ヶ岳を遠望) 俎ー山頂 二等三角点
9合目(田代山、釈迦ヶ岳を遠望) 俎ー山頂 二等三角点
尾瀬沼を望む 柴安ーを望む 平ヶ岳を望む
尾瀬沼を望む 柴安ーを望む 平ヶ岳を望む


俎ーから柴安ー(しばやすぐら)へは20分程。岩場を一度下ってから上り返す。 柴安ー(2356m)には燧ヶ岳山頂の碑があり、尾瀬ヶ原の全容を見渡せる。 柴安ーで大休憩したら俎ーに戻り、尾瀬沼を目指す。7月中旬、残雪を散見する。 10分ほど下ると平坦になりサンカヨウとキヌガサソウの花が見頃だった。 少し進むと長英新道とナデッ窪の分岐点(8合目)。 7月中旬、ナデッ窪は残雪のためまだ通行禁止だった。

露岩部を登る 柴安ー山頂(燧ヶ岳山頂) 尾瀬ヶ原と至仏山
露岩部を登る 柴安ー山頂(燧ヶ岳山頂) 尾瀬ヶ原と至仏山
俎ーを望む 俎ーに戻り尾瀬沼を目指す サンカヨウ
俎ーを望む 俎ーに戻り尾瀬沼を目指す サンカヨウ
キヌガサソウ ナデッ窪と長英新道の分岐 山頂を振り返る
キヌガサソウ ナデッ窪と長英新道の分岐 山頂を振り返る


8合目でナデッ窪を右に見送り、長英新道を南進。 長英新道はぬかるんだ箇所が多いので、防水性の高い靴がお勧め。 2時間ほど下ると尾瀬沼の周回コースに出合う。 尾瀬ヶ原や沼尻地区への道を右に見送り、左へ進む。10分くらいで三本カラマツ。 ここから5分ほどで尾瀬沼ビジターセンターと長蔵小屋。 尾瀬沼の畔からの燧ヶ岳の眺めがよい。

ぬかるんだ登山道 ビジターセンターと沼尻の分岐 三本カラマツ
ぬかるんだ登山道 ビジターセンターと沼尻の分岐 三本カラマツ
小渕沢田代分岐 長蔵小屋 尾瀬沼と燧ヶ岳
小渕沢田代分岐 長蔵小屋 尾瀬沼と燧ヶ岳


帰りは大江湿原を経由して沼山峠休憩所を目指す。7月中旬、レンゲツツジやコバイケソウ、ワタスゲの果穂が見頃。 タテヤマリンドウも散見。ニッコウキスゲは咲き始め。 大江湿原の花々を鑑賞した後は40分ほどで沼山峠休憩所。シャトルバスを利用して御池駐車場に戻る。

大江湿原(休憩ベンチ) レンゲツツジ ワタスゲ
大江湿原(休憩ベンチ) レンゲツツジ ワタスゲ
タテヤマリンドウ 沼山峠休憩所 シャトルバス
タテヤマリンドウ 沼山峠休憩所 シャトルバス



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