福島の山々 >> 南西部 >> 貝鳴山 (1222m)  
栃木県との県境の山王峠の北側に位置する。会津の南端という要衝にあ
り、その昔、見張り台として適が侵入してきた時に狼煙を上げたり「ほ
ら貝」を吹いたことが山名の由来らしい。会津西街道時代の山王峠は戊
辰戦争の時には会津藩の主要な防衛拠点の一つであった。荻野登山口付
近の国道(旧:会津西街道または下野街道)から見ると端正で美しい三
角形で、どことなく「ほら貝」を思わせる山容は登行欲もそそられる。

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            ガイドブック
貝鳴山
会津百名山

    交通:会津鉄道「七ヶ岳登山口」駅より、徒歩50分程で登山口
マイカー:登山口付近及び日光街道沿いに何箇所か駐車スペースあり
所要時間:登山口(1時間20分)山頂(1時間)登山口

国道121号線の糸沢(萩野集落)にて脇道に50mほど入った所に登山口がある。(民家脇の祠が目印だが、判り難いので注意。) 登山道はナラを中心とした雑木林の中を縫うようにつけられており、 最初から比較的急登となっている。二等三角点のあるピークからの展望は期待できない。 木々の間から七ヶ岳がわずかに見える程度である。枝葉の少ない時期であれば幾分展望があると思われる。 山頂はもう少し南にある1222m地点。こちらも展望はあまりない。

[ 参考 ] ■山王峠は分水嶺であると共に、関東と東北の文化圏を分ける大きな峠でもあった。 会津西街道時代の山王峠は、会津三方道路事業による旧国道の山王峠から少し西側に位置していたらしい。 ■明治維新からまだ間もない1878年(明治11年)6月26日、英国の女性旅行家イザベラ・バードも会津西街道時代の山王峠を越えて会津に入った。 6月から9月までの3ヶ月をかけて 日光から会津を通り新潟に抜け山形・秋田・青森・北海道を旅し、紀行文『 Unbeaten Tracks in Japan 』(1885年)と題して出版した。 ご興味のある方は、「イザベラ・バード 『日本奥地紀行』 福島県会津地方での行程」をご覧ください。 ■現在の道の駅「たじま」近くにあった山王茶屋は戊辰戦争で焼失したが、1869年(明治2年)に再建されたという。 イザベラ・バードも立ち寄ったかもしれない。なお、山王茶屋の建物は南会津町の奥会津博物館に移築され古民家レストランとして活用されている。

登山口 登山道 二等三角点(1196.8m)
登山口 登山道 二等三角点(1196.8m)



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