福島の山々 >> 北東部 >> 櫛ヶ峰 (1636m)  
会津のシンボル的な存在の磐梯山は、狭義には磐梯山本峰と櫛ヶ峰、赤
埴山に分かれる。その磐梯山本峰の北東に位置する赤茶けたガレ山が櫛
ヶ峰である。崩落した北西斜面が1888年(明治21年)の小磐梯の
すさまじい水蒸気爆発による山体崩壊と岩屑なだれの名残りを今も留め
る。優美な表磐梯とは対照的な荒々しい裏磐梯の象徴のような存在。南
側斜面に櫛のような縦筋が見えることからその名前がついた。

● 福島の山々 ・・・ 北東部の地図  登山ルート
● マピオン ・・・・ 磐梯山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:磐梯山 
● 気象庁 ・・・・・ 各火山の活動状況  防災情報  週間火山概況
● 市町村のサイト ・ 猪苗代町  磐梯町  北塩原村
● 観光協会等 ・・・ 猪苗代観光協会  裏磐梯観光協会
            磐梯山噴火記念館  裏磐梯ビジターセンター
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
櫛ヶ峰

    交通:JR磐越西線「猪苗代」駅より、磐梯東都バスまたはタクシー利用
マイカー:裏磐梯登山口の場合、裏磐梯スキー場の駐車場を利用
     ※林道工事等によりスキー場駐車場を利用できない場合、林道途中または五色沼周辺の駐車場を利用
所要時間:磐梯山本峰と櫛ヶ峰の鞍部(30分)山頂
     ※裏磐梯登山口の場合、登山口から鞍部までは2時間40分
他登山口:磐梯山本峰と櫛ヶ峰の鞍部までは、磐梯山本峰と同様に以下のルートがある
     表登山口(猪苗代口)翁島登山口川上登山口八方台登山口渋谷登山口


磐梯山本峰と櫛ヶ峰の鞍部からザレた尾根を上ってゆく。鞍部までの詳細は磐梯山のページをご覧願いたい。 指道標のある鞍部には不用意に立ち入らないようにロープが張ってある。 一般的な磐梯山の登山コースから外れるので、慎重に登りたい。先に登山者が登っている時などは、落石に十分注意したい。 鞍部から5分ほど登った辺りの尾根がザレて滑り易く最も登り難いところ。トラロープがある。 尾根の北側は崩落や滑落の危険がある。踏み跡があるので参考に出来るが、尾根の少し南側を登ると安心である。 9月上旬、山頂が近くなるとヤマハハコが随分と目立つ。数羽のイワヒバリが岩から岩へ飛びまわっている。 山頂直下は草原のようになっている。赤茶けたガレ山の山容からは想像がつかない。鞍部から30分ほどで山頂である。

磐梯山本峰と櫛ヶ峰の鞍部 途中にトラロープ頼りの急登
磐梯山本峰と櫛ヶ峰の鞍部 途中にトラロープ頼りの急登 ヤマハハコ (山母子)
イワヒバリ (岩雲雀) 山頂手前は草原状態 山頂
イワヒバリ (岩雲雀) 山頂手前は草原状態 山頂


山頂からの展望はとてもよい。磐梯山山頂とはまた一味違った眺望を楽しめる。 裏磐梯の湖沼群や吾妻連峰、安達太良連峰、川桁山、猪苗代湖の眺めがよい。 櫛ヶ峰の山頂から眺める磐梯山本峰も迫力がある。 沼の平や磐梯山東壁の眺めを楽しむなら、逆光にならない午前中の登頂がお勧め。 風が強くなければ、この山頂でお弁当を広げるのもよいだろう。

[参考] ■磐梯山は有史以来二度大規模な噴火が発生している。 最初は806年(大同元年)。磐梯山東壁、沼ノ平が形成されたといわれる。 二回目は1888年(明治21年)の大噴火。 磐梯山本峰と櫛ヶ峰の北側にあった小磐梯が山体崩壊を起こし500名近い人が亡くなったと云う。 ■1888年というとだいぶ前のような気がするが、地球規模のタイムスパンで考えると つい最近のことであろう。常に気を抜けない山域でもある。 磐梯山は今でも噴火の危険のある活火山であることを忘れてはならない。 念のため、入山前には火山情報を確認したい。 ■櫛ヶ峰山頂からは両方の火口原をとてもよく俯瞰できる。 千年という歳月の差をご覧になってはいかがだろうか。

北西(飯森山、桧原湖) 北(吾妻連峰) 北東(安達太良連峰)
北西(飯森山、桧原湖) 北(吾妻連峰) 北東(安達太良連峰)
南東(川桁山) 南(赤埴山、額取山、猪苗代湖) 南西(磐梯山東壁、那須連峰)
南東(川桁山) 南(赤埴山、額取山、猪苗代湖) 南西(磐梯山東壁、那須連峰)
西(猫魔ヶ岳) 北西(銅沼、飯豊連峰、飯森山) 北(桧原湖、朝日連峰)
西(猫魔ヶ岳) 北西(銅沼、飯豊連峰、飯森山) 北(桧原湖、朝日連峰)

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