福島の山々 >> 南西部 >> 中山 (855.8m)  
下郷町の湯野上地区と弥五島地区の間に位置する。国土地理院の地図表
記では中山となっているが金塚山とも呼ばれる。こじんまりとした山容
ながら、なかなか秀逸な独立峰で山頂からの眺望がすばらしい。東麓の
中山風穴は吹き出る冷気によりその周囲に限って植生が他と異なること
で知られる。近くには湯野上温泉や大内宿、塔のへつりなどの観光スポ
ットがあり週末は賑わいを見せる。登山道は古くからの南コースと比較
的新しい北コースがあるが、中山風穴公園のウォーキングコースを間に
入れて、手軽に周回できる。家族連れでのハイキングにもお勧め。

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中山
うつくしま百名山会津百名山

    交通:会津鉄道「会津湯野上温泉」駅または「塔のへつり」駅からタクシー利用(徒歩だと30分)
マイカー:中山風穴公園の駐車場を利用(北コース看板付近にも若干の駐車スペースあり)
所要時間:湯野上温泉口(北コースで1時間20分)山頂
他登山口:弥五島口 (こちらは「塔のへつり」駅が近い)
イベント:山開きウォークは毎年6月の日曜日
     ※問い合わせは、湯野上温泉観光協会(0241-68-2569)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

湯野上温泉口 (登山口標高:約460m、所要時間:北コース利用で、山頂まで1時間20分)

会津若松市から大川(阿賀川)沿いを走る国道121号線を南進し湯野上温泉を少し過ぎると、 右手に中山風穴公園入口と書かれた標柱が立っている。ここが金塚山ウォーキングコースの湯野上温泉口である。 脇道に入ってすぐの広場には、地元の小学生の皆さんが製作した案内図と足湯施設がある。 広場の脇にある鳥居をくぐり長い石段を登りつめると、湯野上温泉神社。

湯野上温泉口 案内図 足湯
湯野上温泉口 案内図 足湯
解説板 石段を登る 湯野上温泉神社
解説板 石段を登る 湯野上温泉神社


湯野上温泉神社の裏手に延びる舗装路を登っていくとすぐ車道に出合う。 ここに中山登山道(金塚山)北コースと書かれた看板が立っている。ここを北登山口という場合もある。 ここから階段が整備されているので登っていく。左手は畑である。 6月下旬、下草が少々伸びて藪っぽいが、直ぐに杉林に変わる。 指道標もしっかり整備されている。 道沿いには字書き虫(ハモグリムシ)が成長する過程で葉っぱにつけた跡が目立つ。 その線だが、初めは細いが幼虫が成長するにしたがって太くなるという。 1時間ほど登ると主尾根に上がり、南コースと出合う。

北コース看板(北登山口) 杉林 指道標
北コース看板(北登山口) 杉林 指道標
字書き虫の跡 登山道(標高630m付近) 南コース出合い
字書き虫の跡 登山道(標高630m付近) 南コース出合い


南コースを右に見送り左へ曲がる。快適な尾根道である。 オオオバボタルが1匹、葉の上で休んでいた。 ホタルの成虫は二週間ほどの寿命という。一期一会の出合いである。 山頂手前のピークでは通信施設があり、ここからは小野岳の眺望が見事。 日本百低山にも選定されている円錐形の美しい山である。

尾根道 オオオバボタル 通信施設
尾根道 オオオバボタル 通信施設
神龍ヶ岳 (北西) 小野岳 (北) 大戸岳 (北東)
神龍ヶ岳 (北西) 小野岳 (北) 大戸岳 (北東)


通信施設の建っているピークから少し下って登り返すと山頂。 中山(金塚山)と書かれた看板と三等三角点がある。 山頂からは大戸岳二岐山小白森山の眺望がよい。 山頂の東側は崩落しているので不用意に近付かないようにしたい。

山頂 看板と三等三角点 山頂東側は崩落で危険
山頂 看板と三等三角点 山頂東側は崩落で危険
小野岳 (北) 大戸岳 (北東) 二岐山、小白森山 (南東)
小野岳 (北) 大戸岳 (北東) 二岐山、小白森山 (南東)


帰りは南コースを通って下山する。山頂から尾根道を下り、途中で先ほど登ってきた北コースを右に見送って直進する。 中山中継所とかかれた建物の所で、進行方向は北向きに70〜80度変わる。 200段くらいあるだろうか、長い階段を下ると弥五島地区からの林道と出合う。駐車スペースがあり、ここを南登山口と呼ぶこともある。 指道標に従ってここから林道を左手に進み中山風穴の第6指定地を目指す。 林道は途中からコンクリート舗装に変わる。やがて東屋が見えてくると、第6指定地である。 6月下旬、オオタカネバラの花は終わり果実が生っていた。見ごろは5月下旬〜6月上旬という。 ヤナギランはちょうど見ごろだった。

北コースと南コースの分岐 中山中継所 指道標
北コースと南コースの分岐 中山中継所 指道標
保守用階段を下る 林道に出合う(南登山口) 第6指定地
保守用階段を下る 林道に出合う(南登山口) 第6指定地
第6指定地の指道標 オオタカネバラ(果実) ヤナギラン
第6指定地の指道標 オオタカネバラ(果実) ヤナギラン


第6指定地の所は三差路となっている。弥五島口への道を右に見送り左へ進む。 風穴はこの先第5〜第1まで逆順に続く。貯蔵庫跡や冷風体感施設では冷気が気持ち良い。 エアコンや冷蔵庫の使用が当たり前となっている今日であるが、先人の優れた知恵を再認識させられる。 駐車場近くには展望台があるが、眺望は石柱の丘に譲る。 家族連れの方はいこいの広場でお弁当を広げるのもよいだろう。

指道標 石柱の丘 貯蔵庫跡
指道標 石柱の丘 貯蔵庫跡
冷風体感施設 駐車場、トイレ 展望台
冷風体感施設 駐車場、トイレ 展望台

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弥五島口 (登山口標高:約530m、所要時間:南コース利用で、山頂まで1時間20分)


塔のへつり近くの国道沿いに金塚山ウォーキングコースの弥五島口がある。少々判り辛い。 道幅が狭く離合困難であるがゲートまでは400mほどは車で入れる。ここにも指道標が立っている。 ゲートからコンクリート舗装された作業道を10分ほど登ると第6指定地に出る。 第6指定地から左へ20分ほど歩けば南登山口。南コースで山頂に至る。右へ行けば前述の中山風穴公園の第6指定地から第1指定地を逆順にたどり、 貯蔵庫跡や冷風体感施設、あじさいロードを経て湯野上温泉神社(湯野上温泉口)である。

弥五島口 ゲート 第6指定地
弥五島口 ゲート 第6指定地

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