福島の山々 >> 南西部 >> 大嵐山・湯ノ倉山 (1635.4,1343m)  
旧:舘岩村(合併して南会津町となる)の湯ノ花温泉の南東に威厳をも
って佇む秀峰。そのロケーションの良さから、沢沿いの長い登りを経て
到達した山頂からは会津地方の数多くの名峰を望むことができ、眺望の
雄大さは筆舌に尽し難いほど見事。また近くの田代山や帝釈山とは対照
的に訪れる登山者も比較的少なく、ハイシーズンでも静かな雰囲気の登
山を堪能できる。登山口近くに湯ノ花温泉があるため下山後すぐに温泉
に浸かれるのも嬉しい。

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            読者からの登山情報など
● マピオン ・・・・ 大嵐山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:湯ノ花 
● 市町村のサイト ・ 南会津町
● 観光協会等 ・・・ 南会津町観光物産協会(舘岩観光センター)
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
大嵐山・湯ノ倉山
会津百名山

  交通:会津鉄道「会津高原」駅より会津バス「湯の花温泉」下車
マイカー:湯の花温泉「弘法湯」付近より林道「滝沢線」に入る
     林道終点に5〜6台程度の駐車スペースあり
所要時間:林道始点(30分)滝沢登山口(15分)山の神入口(2時間)大嵐山
     大嵐山(1時間10分)湯ノ倉山(40分)山の神入口(10分)滝沢登山口
他登山口:滝沢登山口(湯ノ花温泉登山口)以外にしらかば公園側にも登山口あり
 山開き:毎年6月第1日曜日(日程は変更になる場合があります)
     ※問合せ:南会津町観光物産協会 舘岩観光センター(0241-64-5611)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

県道350号線の舘岩村湯ノ花温泉の共同浴場「弘法湯」付近より林道「滝沢線」 に入る。1.3Km程で林道終点。終点には駐車スペースがあり、その左奥が登山口 となっている。薄暗い杉林の中の登山道を登っていくと、直ぐに平坦な古い林道に出 合う。暫くは沢を左手に見下ろしながら緩やかな傾斜の快適な登りである。

[参考] 湯の花温泉は室町時代に発見された湯の岐川沿いにある比較的小さな温泉郷で四つ の共同浴場がある。「弘法湯」と「湯端の湯」は男女別で、「石湯」と「天神湯」 は混浴である。一番奥に位置する「湯端の湯」は地元住民専用の浴室もある。泉質は 単純泉で硫黄臭さもなく無臭である。下山後は是非温泉に浸かって疲れを癒していただきたい。

湯の岐川 滝沢登山口への入口(案内板) 林道「滝沢線」
湯の岐川 滝沢登山口への入口(案内板) 林道「滝沢線」
林道終点(駐車スペース) 滝沢登山口(湯ノ花温泉登山口) 登山道
林道終点(駐車スペース) 滝沢登山口(湯ノ花温泉登山口) 登山道


登山口から15分程歩で「山ノ神入口」と呼ばれる大嵐山と湯ノ倉山の分岐地点に着 く。ここには大山祗神社の社もある。先ずは左側の大嵐山へのコースを選択する。沢 を左右にしながらの沢沿いの登山道となるが、やがて沢の源頭部を過ぎ水がなくなる 辺りで沢を離れ右手斜面を登り尾根を目指す。30分程登ると途中にまた大嵐山と湯 ノ倉山の分岐が現れる。

山ノ神入口(分岐) 大山祗神社の社 湯ノ倉山方面
山ノ神入口(分岐) 大山祗神社の社 湯ノ倉山方面
大嵐山方面 沢を離れ尾根を目指す 湯ノ倉山への分岐
大嵐山方面 沢を離れ尾根を目指す 湯ノ倉山への分岐


「山の神入口」の分岐から1時間20分程で尾根に出る。途中、露岩部の小ピークが あり、登山道の周辺にはシャクナゲが目立つ。若干のアップダウンのある尾根を40 分程歩くと二等三角点のある小広い山頂に到着する。

尾根上の登山道 露岩部の小ピーク シャクナゲの群生する道
尾根上の登山道 露岩部の小ピーク シャクナゲの群生する道
山頂近くの登山道 山頂 二等三角点
山頂近くの登山道 山頂 二等三角点


山頂からはスケールの大きな360度の眺望を堪能できる。弁当でも広げながら心行 くまで山座同定し、過去に登った山々やこれから登る山々に思いをめぐらすのもよい。

南南東(明神ヶ岳:栃木県) 南(日光連山) 南西(田代山・帝釈山)
南南東(明神ヶ岳:栃木県) 南(日光連山) 南西(田代山・帝釈山)
西南西(燧ヶ岳) 西(会津駒ヶ岳、三岩岳) 北西(会津朝日岳)
西南西(燧ヶ岳) 西(会津駒ヶ岳、三岩岳) 北西(会津朝日岳)
北北西(舘岩村中心部) 北(真名板倉山、飯豊連峰) 北東(八総佐倉山、七ヶ岳)
北北西(舘岩村中心部) 北(真名板倉山、飯豊連峰) 北東(八総佐倉山、七ヶ岳)
東北東(二岐山、那須連峰) 東(土倉山、荒海山) 南東(高原山)
東北東(二岐山、那須連峰) 東(土倉山、荒海山) 南東(高原山)


帰りは来た道をそのまま戻ってもよいが、せっかくなので登りの時に出合った分岐で 湯ノ倉山コースを選択し、湯ノ倉山に立ち寄ることにする。冬枯れの時期、これから 行く湯ノ倉山の姿を樹間越しに垣間見ることができる。湯ノ倉山山頂付近の尾根上の 登山道沿いにはイワウチワの大群落が延々と続く。足の踏み場に困るぐらいである。 大嵐山山頂から70分程で湯ノ倉山山頂に到達する。南東側が開け、先ほど登った大 嵐山の風格のある姿を望むことができる。ここからは西側の「しらかば公園」に出る ことも出来るが、北側の踏み跡をたどり「山の神入口」を経由して滝沢登山口に戻る こととする。下山後は源泉100%の温泉が待っている。

湯ノ倉山コース分岐 登山道 イワウチワの群落
湯ノ倉山コース分岐 登山道 イワウチワの群落
樹間越しに見える湯ノ倉山 湯ノ倉山山頂 北北西(舘岩村中心部)
樹間越しに見える湯ノ倉山 湯ノ倉山山頂 北北西(舘岩村中心部)
しらかば公園方面下山口 滝沢登山口方面下山口 登山道(山の神入口へ下る)
しらかば公園方面下山口 滝沢登山口方面下山口 登山道(山の神入口へ下る)



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