福島の山々 >> 南東部 >> 東堂山 (667.8m)  
平安時代の女流歌人として有名な小野小町の生誕伝説が残る小野町。そ
の父親で小野町という町名の由来ともされる小野篁(たかむら)がこの
地を治めたのが平安時代初期の九世紀。坂上田村麻呂の勧請により高僧
徳一が東堂山満福寺を開山して間もなくのことである。山頂までの登山
道はないがしっかりした踏み跡がついている。皆さんも歴史ロマンを感
じながら訪れてはいかがだろうか。日影山と合わせて登るのもいいだろ
う。

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● マピオン ・・・・ 東堂山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 東堂山の周辺地図 
● 市町村のサイト ・ 小野町
● 観光協会等 ・・・ 小野町観光協会
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
東堂山

    交通:JR磐越東線「小野新町」駅より、タクシー利用
マイカー:満福寺の駐車場を利用
所要時間:満福寺駐車場(10分)東屋(10分)山頂
他登山口:緑とのふれあいの森公園から

満福寺 ( 登山口標高:約580m、所要時間:山頂まで20分 )

満福寺は大同2年(807年)に徳一によって開山されたという古刹。 駐車場から参道を登っていくと直ぐ右手に「緑の百景 - 東堂山のスギ」の碑石が置かれている。 仁王門をくぐり鐘楼堂を右手に仰ぎながら登っていくと観音堂が建っている広場。

東堂山入口 満福寺 満福寺駐車場
東堂山入口 満福寺 満福寺駐車場
緑の百景「東堂山のスギ」 仁王門 鐘楼
緑の百景「東堂山のスギ」 仁王門 鐘楼


観音堂の奥には遊歩道が続く。個性的な羅漢像を左手に見ながら進んでいくと東屋。 ここから50mほど歩くと左手に山頂方向へ続く踏み跡を確認できる。 雑木林の中を九十九折りに登っていくと10分ほどで山頂。眺望はあまりないが三角点の標石を見つけることができる。

観音堂 遊歩道入口 羅漢像
観音堂 遊歩道入口 羅漢像
東屋 山頂への踏み跡(振り返って) 山頂(四等三角点)
東屋 山頂への踏み跡(振り返って) 山頂(四等三角点)

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緑とのふれあいの森公園 ( 登山口標高:約620m、所要時間:山頂まで30分 )

東堂山の北西には「緑とのふれあいの森公園」がある。 キャンプやオートキャンプが低料金で楽しめるのでファミリーに人気。 管理棟の手前の木段を登っていくと東屋があり、ここから遊歩道が満福寺まで延びる。 ゆっくりと歩いて15分ほどで前述の満福寺からの遊歩道と合流する。 ここには「東堂山まで440m」の大きな指道標が立っている。 この合流地点から左に進むとすぐに右手に尾根伝いに浅い踏み跡があるが、 前述した東屋近くの踏み跡の方がはっきりしており無難。

緑とのふれあいの森公園入口 緑とのふれあいの森公園 木段を登る
緑とのふれあいの森公園入口 緑とのふれあいの森公園 木段を登る
東屋(遊歩道入口) 指道標(東堂山まで750m) 指道標(東堂山まで440m)
東屋(遊歩道入口) 指道標(東堂山まで750m) 指道標(東堂山まで440m)

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