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半田山自然公園に行くには、林道「南半田赤坂」線を上ってゆく。
半田沼の周囲には遊歩道が整備され、管理センター、キャンプ場、バンガローなどの施設も整っている。
半田沼は源義経にまつわる赤ベコ伝説があり、神秘的な雰囲気が漂う。沼の周り
に植えられた千本近い桜が見ごろとなる4月下旬〜5月上旬、シラネアオイが見頃となる5月中旬、
水面に紅葉が映える10月下旬頃が特にお勧め。
4月下旬〜5月上旬、管理センターの裏手ではショウジョウバカマやカタクリが見頃を迎える。
池の縁にはミズバショウも見られる。
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登山道は南駐車場からバンガローやキャンプ場の方へ続いている。
バンガロー地区手前の左手斜面には、ラネアオイの群生地がある。
気品ある花の最盛期は5月中旬頃。白色の花も僅かに見られる。
バンガロー地区を抜けて、カラマツ林の中を登ってゆく。
[ 参考 ] 1990年代に登った時に、カラマツ林の中の登山道でカモシカに出合ったことがある。
暫くこちらを興味深そうに見ていた姿が、今でも印象に残っている。
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カラマツ林からアカマツ林に変わるとすぐに林道に出合う。3分ほど歩くと林間駐車場。南駐車場からはここまで40分ほど。
林間駐車場から山頂までは25分くらい。
山頂までの距離と駐車場までの距離が記された指道標が、100m間隔くらいに設置されている。
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林間駐車場から20分くらい上ると、ハートレイクビューの看板。
ここから半田沼を眺めてみると、ハート型に見える。ここから5分ほどで石祠と一等三角点の置かれた山頂。
東側から南側の眺望がいい。阿武隈の山並みや中通り北部の町並みを見渡すことができる。
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山頂からは北駐車場を目指して東側へ延びる登山道を下る。5月上旬、ハウチワカエデやヤマザクラ、ムシカリの花も見頃。
登山道には赤松が目立つ。山頂から30分ほど下った所には、仮称「縁結びの木」名称募集中という看板がある。
さらに10分ほど下ると展望台。6月前半、この展望台から北駐車場までの登山道沿いにはヒメサユリの花が見られるようである。
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展望台から10分ほどカラマツ林と赤松林の中を下ると、北駐車場近くの登山口へ出る。
「北の細道」と名付けられた半田沼北側の遊歩道を通り、南駐車場を目指す。
5月上旬、「水神岬」近くの枝垂桜が満開だった。気温が低い為、ここの桜は平地の桜よりかなり遅れて満開になるようである。
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