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烏峠の北西側(外ノ入集落の南側)に表参道入口がある。車道脇にマイカー3台くらいの駐車スペースがある。
指道標や案内板もあるのでコースをよく確認しておこう。
広い車道(舗装路)を挟んで立派な鳥居があるので、鳥居をくぐってみると石灯篭や烏峠稲荷神社と書かれた石柱があった。
舗装路で表参道が分断された形になっている。
指道標に従い表参道を30mほど登ってゆくと、「いちょうの道」分岐。ここには詳しいコース案内図がある。
さらに5分ほど登ると「いわつつじの道」分岐。ここにも案内図があるが、経年劣化でかなり見づらい。
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参道入口から15分くらいで「いちょうの道」分岐。
そのすぐ上が駐車場。マイカー15台くらいは収容できそう。
駐車場のすぐ上が大鳥居。古参道への分岐ともなっている。
大鳥居から5分ほどで「めいそうの道」分岐。「めいそうの道」分岐から間もなくアンテナ塔が見えてくる。円満平である。
案内図や石碑・鎌倉時代の墓、四阿がある。眺めもいいのでお弁当を広げるのにいいだろう。
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円満平から参道に戻り、トイレや社務所を過ぎれば稲荷神社の境内。
新奥の細道の案内板もここにある。大きな四阿があり展望も得られる。
神社の参拝が主目的の場合は、社務所の駐車スペースを利用すれば便利だろう。
[ 追記 2009.10.18 ] 2000年に村長に初当選し、三期目の途中にあった小林日出夫村長(62)が2009年9月17日に急性虚血性心疾患のため自宅で逝去された。
泉崎村の赤字財政再建のため2007年12月に200キロ離れた東京の銀座まで行脚して村営の住宅団地(天王台ニュータウン)をPRしたことで知られる。
小林日出夫村長も何度となくこの烏峠稲荷神社に参拝されたことと思う。謹んでご冥福をお祈り致します。
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境内の奥(南西側)には「奥の細道」への入口がある。
神社の鳥居前には由緒書きやふくしま緑の百景の石碑がある。
鳥居をくぐると楼門。木組みや彫り物が美しい二階建ての立派な山門である。
楼門をくぐり石段を登ると拝殿。本殿裏側部分の木組みや彫り物がとりわけ精緻で美しい。
近くには三等三角点もある。ここから南側に延びる踏み跡を下ってゆくと、弘法の道へ合流する。
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境内の南側にはふくしまの遊歩道50選の看板。
ここから「弘法の道」を下ってゆく。3分ほどで道は二俣に分かれる。
右が虚空蔵尊が佇むピーク、左は巻き道である。虚空蔵尊も神社本殿同様に傷みが激しい。
虚空蔵尊から一旦下り上り返せば、烏ヶ丘。祠とベンチがある。
気持ち良い雑木林の中を九十九折りに下ると砂利道に出合う。
左へ行けば「いわつつじの道」や「さえずりの道」「夕焼けの道」であるが、今回は右へ行く。
砂利道を10分ほど歩くと車道(表参道)へ戻る。
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