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浅川町の中里地区にある雲五郎あやめ園から登る。6月下旬〜7月上旬頃は花菖蒲が綺麗だろう。
近年整備された広域農道に「雲五郎あやめ園(200m)」の立派な看板が立っている。
あやめ園には簡易トイレと駐車スペースがある。
あやめ園を左に見ながら車道(作業道)を登ってゆく。15分足らずで、山頂直下の三叉路。
ここで右からは畑田登山口からの道を合わせ、左からは東大畑登山口からの道を合わせる。
右手(畑田側)少し下には乗用車なら10台くらい収容できる駐車場がある。
狭義にはここが雲五郎山の登山口になるだろうか。
[ 参考 ] ■雲五郎あやめ園は、1998年(平成10年)より中里地区の住民有志が休耕田を活用しようと「中里雲五郎あやめ会」を結成し、
花菖蒲を植えてあやめ園として整備したもの。花菖蒲が見頃となる毎年6月下旬には、ミニコンサートなども楽しめるあやめ祭りが開催されている。
■山頂まではゆっくり歩いても15分。軽四駆などであれば山頂直下の駐車場まで車で登れるが、あやめ園の駐車スペースに車を置いて歩きたい。
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三叉路から木段を登ってゆくと1分ほどで小広い山頂。奥の方には雲五郎山観音が安置されている観音堂が建っている。
四等三角点の標石は広場中央のベンチ脇にある。
山頂からの展望は杉林が視界を遮りあまりないが、西に三角形をした関山が見える。
条件がよければ那須連峰を遠望できるだろう。
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復路は南麓の中里登山口へ下山することとする。
木段を下り三叉路では直進し、次の二俣ではあやめ園への道を右に見送り左へ進む。
砂利道の作業道を20分ほど下ると、県道71号線に出る。ここが中里地区の登山口である。
ここから県道を少し西へ歩く。中里橋の手前で殿川沿いの道を右に入り、長者橋を渡るのもいいだろう。
広域農道に出て北進し舞台橋を渡るとすぐに雲五郎あやめ園への入口へ戻る。
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北麓の畑田地区にある登山口の利用者も多い。近年整備された広域農道に看板が立っている。
ここから農道を入ってゆく。最初の二俣は左へ進む。
9月下旬、棚田の稲穂が黄金色に輝き美しい。
休耕田が目立つ中里地区の棚田とは対照的である。
10分足らずで右手に駐車場が見えてくる。駐車場の直ぐ上が三叉路である。
9月下旬、山頂ではセンブリが見頃を迎えていた。
[ 参考 ] 山頂直下の三叉路の近くの駐車場まで車で行きたい方は、
舗装された道でなおかつ距離も短い畑田登山口からがお勧め。農繁期に訪れる時などは作業の邪魔にならないように気をつけたい。
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西麓の東大畑地区にも登山口がある。こちらも近年整備された広域農道に看板が立っている。
近くには送電線の大きな鉄塔が目立つ。ここから作業道を入る。
作業道入口付近は小広くなっているので、乗用車3台くらいは駐車できるだろう。
作業道は所々ウッドチップが敷かれており歩いていて快適である。
15分足らずで山頂直下の三叉路である。
軽四駆であればこちらの登山口からも山頂直下の駐車場まで上れるだろうが、登山口に車を置いて歩きたい。
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