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バスの便数は少ない(午前午後ともに数便程度)のでマイカー利用が便利。
近くには由緒ある月宮神社があるので時間があれば立ち寄っていただきたい。
伊達市月舘町上手渡の月舘口入口を入り桑畑の中を登り始める。
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20分程登ると林道七ツ森線と出合う。ここが月舘口(別名:上手渡口)。
雑木林の中を山頂まで歩くことになる。途中、清水があるが飲めそうにないのが残念。
椚平口や堀切口からの道を合わせる付近(見返峠)にはトイレやベンチもある。
「女神山を愛する会」の方々が維持・整備しているのだろうか。 |
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一等三角点のある山頂には御神体の大岩が祀られている。東側に少し木々が茂って
いるがそれ以外の方角はすばらしい眺めである。
女神山は絶好のロケーションにあり、吾妻連峰や安達太良連峰、蔵王連峰、阿武隈山地の名山を
堪能できる。また、山頂直下の「カタクリ平」は4月後半にカタクリの花が見頃となる。
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山開きの時には受付が行われる秋山集会所から、北東へ延びる車道を500mくらい行くと堀切口入口。
ここには駐車場と案内図がある。登山者カードの記入用紙が置いてあるので、ここで記入も出来る。
道路を横断して柵沿いの登山道を登る。20分ほど登ると展望のいい休憩所。
ここから5分ほどで堀切口。ここにも登山者カード記入用紙が置いてある。
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林道七ツ森線・堀切口から快適な登山道を25分ほど登ると見返坂。
見返坂を登ってゆくと最初に月舘口からのコースと出合い、次に椚平口からのコースと出合う。
見返坂からは南側〜西側の眺めがいい。一帯は木々が伐採されており、以前よりも眺めがよくなったようだ。
夏場は少々日差しが暑いだろう。休憩用のベンチもある。椚平口へ50mほど下った所にはトイレがある。
4月中旬、吾妻小富士の種まき兎の雪形が見えていた。
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見返坂から15分ほど登るとカタクリ平。4月中旬、カタクリ平ではカタクリが見頃。
ここのカタクリはかなり盗掘されて数が減ったが、地元の方々の手でかなり復元されたようである。
カタクリ平の直ぐ上が山頂。コブシは満開だが、サクラはつぼみが膨らむ程度だった。山麓のサクラは満開だったので少々遅い。
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椚平口入口から20分ほど登ると椚平口。ここには「ふくしまの遊歩道50選 女神山探索路」の看板が立っている。
ここから民家脇の林の中の登山道を登ってゆく。右手に古い神社を見送り、直進する。
すぐに頭上が開け伐採地の中の登山道。20分ほど登ると丸太のベンチとトイレが見えてきて、見返り坂につく。
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女神山の西麓(川俣町秋山地区)には樹齢四百年以上というエドヒガンザクラの「駒桜」があり4月中旬頃に満開を迎える。
少し遠いが歩いて行く場合は椚平口を利用すると近いだろう。運がよければ女神山の山開きの時にちょうど見頃を迎えるかもしれない。
遊歩道が整備され、休憩所もあるのでゆったりと観桜できる。
根元には風雪に耐え風化したお地蔵様や石碑があり、女神山同様に地元から愛されてきた長い歴史を感じる。
駒桜脇のカタクリ群落も中々見事。
[ 参考 ] 下向きがちなカタクリをしゃがんでのぞき込むと、「蜜標」という桜の形をした模様が見える。
虫に密の場所を教えるマークだそうだ。カタクリの群落にも「満開の桜」が隠れていると考えると面白い。
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