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県道35号線「いわき・浪江線」と県道253号「落合・浪江線」の交わる大堀地区には
「青ひび」と呼ばれる青磁釉に入った貫入と「走り駒」と呼ばれる馬の絵が特徴として知られる
大堀相馬焼の多くの窯元が集まる。この大堀地区から県道253号「落合・浪江線」を
高瀬川渓谷に沿って葛尾方面(西)に向かう。高瀬川渓谷は
「ふくしま緑の百景」に選定された景勝で、小丸地区を過ぎた一の宮には
大きな駐車場があり景勝ポイントとなっているので小休止したい。
近くには「涙の渡り鳥」や「高原の駅よ さようなら」などで知られる浪江町出身の作曲家
「佐々木 俊一」の譜碑も建っている。
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登山口には手書きで味のある標柱と鷲宮神社の十二支案内板が立っているが、車利用の場合、
見落とさないように気を付けたい。清流の高瀬川はイワナやヤマメの釣果
ポイントが多数あり、釣りシーズンになると釣り人で賑わう。他県ナンバーの
車もよく見かける。高瀬川に架る橋を渡って登りに入る。
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登りは亥戌酉申未午巳辰卯寅丑子の順に石像が現れる。
(頂上から下に子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の順にならんでいる)
祠や石像が損傷していたり紛失しているものも見かける。なお、
1996年にこのページに掲載した時には祠や石像の大きな損傷はございませんでした。
画像はこちらをご覧ください。(初期のデジカメでの撮影の為、画像解像度はよくありません。)
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山頂は思ったより狭い。梢の合間より東側に太平洋を望むことができる。
山頂からの展望を楽しみたい時には、新緑や紅葉の時期ではなく、
視界を妨げる枝葉が落ち、空気の透明度が増し遠くまでよく見渡せる冬季がいい。
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