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県道112号線の田村市と川内村の境界付近(尖盛の西麓)にて県道を離れ砂利道に入る。
尖盛近くの峠(木戸川峠)は浜通りと中通りの分水嶺ともなっている。
2kmほど北進し、日沼への道を右にみて左折し、舗装された道を上っていく。
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舗装道路を1kmあまり進むと池とトイレが見えてくる。池の畔には案内図がある。
桧山高原は案内図が少ないのでここでよく確認しておきたい。
奥には管理棟と炊事棟、キャンプ場があり、池ではボート遊びや釣りも楽しめる。
池の周囲の草地では牧場でよく見かけるムラサキツメクサが多かった。
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山頂に至る主なルートは2つ。ひとつは古くから利用されている作業道を登るコースと
もうひとつは「ブナの森探勝コース」から登るコース。駐車場の下のゲートのある砂利道の作業道まで戻って登り始める。
高度を上げると、西側には池、南側には大滝根山を望めるようになる。途中、「ブナの森探勝コース」と出合う。
山頂直下まで砂利道が続き、ゲートを巻けば車でも登れる。途中、何台かの車とすれ違った。
今回は作業道を登ることにしたが、ツツジの季節などは「ブナの森探勝コース」の方が楽しめるかもしれない。
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砂利道の終点から先は、広大な山頂である。
南側には大滝根山の雄大な山容を望める。特にコースはないので自由に散策を楽しもう。
三角点は大きな避雷針の先にある林の中である。
「自然を大切に・・・」の白い看板の先に続く踏み跡を登っていくと石碑がある。
その石碑の少し奥に三等三角点がある。ここからの展望はあまりよくない。
(注意)山頂一帯は落雷が多いようである。避雷針があるが天候には気をつけたい。
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8月上旬、砂利道沿いにリョウブ、ヤマユリ、コバギボウシ、ノリウツギを随分見かけた。
山頂の林の中ではアマニュウがひっそりと咲いていた。
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