福島の山々 >> 南西部 >> 唐倉山 (1175.8m)  
南会津町の旧・南郷村を代表する名峰。駒止湿原宮床湿原にも近い。
名前に倉が付いていることからも推察される通り険峻な岩尾根を持ち、
修験道の霊場にもなっている信仰の山。各々の岩には幡岩、屏風岩、日
光岩、月光岩、御柱岩、飛びつき岩、明神岩などの名前が付いている。
この山の歴史を感じさせる天邪鬼(でいたんぼう)の伝説も面白い。登
山口には広い駐車場があり周回コースをとれるのでマイカー利用者には
ありがたい。新緑や紅葉の時期がお勧め。

● 福島の山々 ・・・ 南西部の地図  登山ルートと放射線量マップ
● マピオン ・・・・ 唐倉山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:会津山口 
● 市町村のサイト ・ 南会津町
● 観光協会等 ・・・ 南会津町観光物産協会
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
唐倉山
うつくしま百名山 会津百名山

    交通:会津鉄道「会津田島」駅より会津バスを利用「青柳入口」下車(本数少ない)
マイカー:登山口に駐車場あり
所要時間:登山口(50分)御柱岩(20分)山頂(10分)下りの千年松(25分)登山口
 山開き:毎年8月第1日曜日(日程は変更になる場合もあります)
     ※問い合わせ先は、南会津町観光物産協会 南郷観光センター(0241-64-5811)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

南会津町の田島から国道289号線を西進し駒止トンネルを通過する。トンネルを抜け出て2kmほど進むと南側に急峻な山が見えてくる。 唐倉山である。温泉施設のきらら289を過ぎてT字路を左折し、国道401号線を4kmほど南進すると木伏地区。 木伏地区にて林道「木伏・椿平」線に入る。唐倉山の標柱が立っている。舗装された林道を指道標に従って3.7kmほど進むと登山口。 途中、「清めの滝」の看板があり、林道の右下に滝を望むことができる。

北側から遠望する唐倉山 木伏地区にある林道入口 標柱(登山口まで3.7km)
北側から遠望する唐倉山 木伏地区にある林道入口 標柱(登山口まで3.7km)
二俣を右へ(登山口まで1.8km) 清めの滝 登山口駐車場入口
二俣を右へ(登山口まで1.8km) 清めの滝 登山口駐車場入口


唐倉山の登山口には広い駐車場やトイレ、着替え所、水場、案内図、説明板が整備されている。 正面にはこれから登る唐倉山がどっしりと座している。一見なだらかだが、よく見ると険峻な岩山であることがわかる。 説明板にも注意書きがあるが天候の悪い日は中止にした方が無難だろう。

駐車場、登山口 トイレ 着替所
駐車場、登山口 トイレ 着替所
水場 案内図 説明板
水場 案内図 説明板


案内図と解説板の近くには登山口の立派な標柱が立っている。 ここからカヤ野の中を延びる広い作業道を進む。直ぐに下山道を右に見送る。 10月中旬、栗のイガが道に随分と落ちている。所々に樹名板が設置されているので樹名を確認しながら登る。 タモノキ(トネリコ)の大木も目立つ。

ハンノキ 登山口の標柱 カヤ場の作業道
ハンノキ 登山口の標柱 カヤ場の作業道
下山道分岐 栗の目立つ作業道 タモノキ
下山道分岐 栗の目立つ作業道 タモノキ


登山口から500m余り歩くと作業道を左に見送り、右の登山道を進む。 登山道というよりは踏み跡のようにも見えるかもしれない。 少々分かり難いので気を付けたい。先方に見える樹名板が目印になるだろう。 涸れ沢を通過すると間もなく、幡岩の基部に着く。 ここから右手に少し進むと、天邪鬼(でいたんぼう)の足跡。 看板がないと見過ごしてしまうかもしれない。

作業道を離れ登山道へ コナラ 涸れ沢を通過(赤矢印あり)
作業道を離れ登山道へ コナラ 涸れ沢を通過(赤矢印あり)
幡岩を見上げる 指道標(天邪鬼の足跡) 天邪鬼(でいたんぼう)の足跡
幡岩を見上げる 指道標(天邪鬼の足跡) 天邪鬼(でいたんぼう)の足跡


天邪鬼の足跡を過ぎると岩尾根への取り付きとなる。 斜度がきつく滑り易い箇所をトラロープにつかまりながら登っていくと、 途中で屏風岩を右手に望むことができる。 さらにもう一本トラロープにつかまりながら登っていくと岩尾根の上に出る。 幡岩の上部からの展望は大変良いので、ここで小休止するのもお勧め。

固定ロープ頼りの急登 指道標(屏風岩) 屏風岩
固定ロープ頼りの急登 指道標(屏風岩) 屏風岩
岩尾根に上がる 幡岩の上部 山頂を望む
岩尾根に上がる 幡岩の上部 山頂を望む


露岩の南側を巻くように登っていくと御柱岩(石の御柱)。 柱状節理の岩が崩壊したものだろうか、それともやはり天邪鬼(でいたんぼう)が置いて行ったものだろうか…。 合掌して先へ進む。 標高1070m付近の狭い岩尾根には見晴らし台との名前が付いており、南側の眺望がよい。 標高1080m付近には注意看板が立っている。飛びつき岩と呼ばれる険峻な岩尾根を慎重に通過する。 唐倉山が修験の山であることを身をもって感じる場所である。 険峻な岩場を抜けると雑木林の中の気持良い尾根道に変わり、一投足で山頂に着く。

岩の南側を巻く 御柱岩(石の御柱) 見晴台
岩の南側を巻く 御柱岩(石の御柱) 見晴台
見晴台からの眺望 注意看板(飛びつき岩) 岩尾根を抜けると間もなく山頂
見晴台からの眺望 注意看板(飛びつき岩) 岩尾根を抜けると間もなく山頂


山頂の露岩には明神岩という名前が付かられている。三等三角点と主三角点の二つの標石が設置されている。 無理は禁物だが、明神岩の上に立てば視界も随分と広がる。南会津の山々を指呼するのが楽しい。

山頂、明神岩 三等三角点 主三角点
山頂、明神岩 三等三角点 主三角点
北(岩下山、博士山、飯豊連峰) 東(駒止峠、二岐山、大白森山) 南(荒海山、大荒山、日光連山)
北(岩下山、博士山、飯豊連峰) 東(駒止峠、二岐山、大白森山) 南(荒海山、大荒山、日光連山)


下りは山頂から南東へ延びるコースを下っていく。 こちらも最初は中々急峻な斜面で気を抜けない。固定ロープも設置されている。 標高1100m付近の赤松の大木には「下りの千年松」、標高1080m付近の大木には「下りの万年松」と名前がついている。 次第に斜度も緩やかになり、気持のよい尾根道となる。カヤ場に出たら、すぐ往路の広い作業道に出合う。

ロープ頼りの急な下り 下りの千年松 下りの万年松
ロープ頼りの急な下り 下りの千年松 下りの万年松
快適な尾根道 往路の作業道に出合う 登山口駐車場に戻る
快適な尾根道 往路の作業道に出合う 登山口駐車場に戻る



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