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いわき市営レクリエーション施設「いわきの里 鬼ヶ城」(電話:0246-84-2288)は、阿武隈の牧歌的な雰囲気が漂いとても気持ちいい。
宿泊施設やイベント広場、キャンプ場、オートキャンプ場、バンガロー等があるので手軽にアウトドアが楽しめる。シーズン週末は家族連れで賑う。
4月下旬、レストハウス裏側にある水芭蕉の群落が見頃だった。
6月上旬に訪れた時には、ホオノキやガマズミの花が咲いていた。マタタビの白化した葉も見られた。
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「ききり荘」とレストハウスの間が登山口。登山口には案内板と「遊歩道50選(いわきの里鬼ヶ城遊歩道)」の看板がある。
キャラクターの「ひできくん」が描かれた看板を見ながら、バンガローが建ち並ぶ坂道を登ってゆく。
間もなく雑木林の中の階段が整備された道に変わる。4月下旬、桜も満開だったが、コブシの白い花も綺麗。
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階段を登りきった所は、登山道(左)と下山道(右)の分岐点となっており指道標がある。
左に進み小沢を渡ると牧歌的な芝生の広場となっており、風力発電の風車が建っている。
少し登るとAコース(直登するコース)とBコース(西回りのコース)の分岐点。
Aコースへ向けて直進したが、残念ながらまだ工事中で通行止め。
林道を西へ歩き、Bコースに変更する。4月下旬、ウリハダカエデの薄黄色の花が満開。
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林道を15分ほど西へ行くと指道標があるので、林道を離れ登山道へ戻る。
桧や杉の林から雑木林に変わる。「マムシ注意」の看板があったので気をつけよう。
やがて尾根上の気持ち良い登山道となる。途中Aコースからの道を合わせ、大岩が座する鬼ヶ城山の山頂(西峰)に到着する。
山頂近くの大岩の上には「八幡大神」「大山祗神社」の社が置かれている。
(十年以上前に登った時には、もう一つ「古峯神社」の石碑があったと思うが、紛失したか)
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山頂(西峰)は広くはないがのんびりとした雰囲気があり、お弁当を広げた後は昼寝といきたい。
西峰の標高は892mで、三等三角点のある東峰の887mより高い。
阿武隈の山々やいわき市街、太平洋、那須連峰などを遠く見渡せる。
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通常は西峰から東峰を経由して下山するのだろうか。
「下山道」の看板を見ながら尾根上の登山道を東側に500m程行った所が三等三角点のある東峰。
木々の幹や小枝が遮り、展望はあまりない。ここからアセビの目立つ道を下る。
次第に赤松が目立ち初め、次に桧林に変わる。小屋の脇を抜けると広い道に出る。
杉林の中を研修センターを目指して下ると、上りの時に通った雑木林の中の階段の整備された道へ戻る。
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