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喜多方市から米沢街道(旧大峠ルート)とよばれる旧国道121号線を北進する。
煉瓦の蔵で有名な三ツ谷地区を過ぎて二軒在家地区に入ると、大仏山登山口への案内板が立っている。
ここにも美しい煉瓦蔵が建っている。旧国道を離れて100mほど入ると車道の左手に最初の案内図が立っている。
三井金属のパーライト採石場への分岐を右に見送り、1kmほど進むと駐車場。管理棟とトイレが建っている。
駐車場の奥から小川にかかる小さな橋を渡って森林学習歩道を登って行く。
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学習歩道はよく整備されており歩き易い。道沿いにはユズリハが目立った。
5月上旬、カンスゲやショウジョウバカマ、クロモジの花が綺麗。カタクリの花も名残り咲。
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学習歩道だけに木段や樹名板、指道標が整備されている。
駐車場から森林浴を楽しみながら1時間ほどで小広い山頂に至る。
山頂には柔和な表情の大仏様が佇んでおられる。
そのありがたいお姿に合掌して、お弁当を広げて大休憩。
北西には飯豊連峰、北東には高曽根山、南東には磐梯山や雄国山の眺めがいい。
南には会津盆地が広がる。
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帰りは北東に延びる尾根を下る。こちらは旧来の登山道のようである。
最初は気持ち良い尾根道だが、四阿を過ぎるとトラロープ頼りの急斜面が待っている。
ここでは山頂では得られなかった北側の展望が大変いい。
5月上旬、残雪が白く輝く飯森山と鉢伏山の山塊が美しい。イワナシの薄ピンク色の花も愛らしい。
斜度が緩んだ所にまた四阿があるので小休止。ここから登山道は直角に進路を変えて北北西方向に下って行く。
日陰にはまだ残雪が見られる。四阿から5分ほどで舗装路と出合う。ここから20分ほどで駐車場に戻る。
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