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国道121号線の糸沢(萩野集落)にて脇道に50mほど入った所に登山口がある。(民家脇の祠が目印だが、判り難いので注意。)
登山道はナラを中心とした雑木林の中を縫うようにつけられており、
最初から比較的急登となっている。二等三角点のあるピークからの展望は期待できない。
木々の間から七ヶ岳がわずかに見える程度である。枝葉の少ない時期であれば幾分展望があると思われる。
山頂はもう少し南にある1222m地点。こちらも展望はあまりない。
[ 参考 ] ■山王峠は分水嶺であると共に、関東と東北の文化圏を分ける大きな峠でもあった。 会津西街道時代の山王峠は、会津三方道路事業による旧国道の山王峠から少し西側に位置していたらしい。 ■明治維新からまだ間もない1878年(明治11年)6月26日、英国の女性旅行家イザベラ・バードも会津西街道時代の山王峠を越えて会津に入った。 6月から9月までの3ヶ月をかけて 日光から会津を通り新潟に抜け山形・秋田・青森・北海道を旅し、紀行文『 Unbeaten Tracks in Japan 』(1885年)と題して出版した。 ご興味のある方は、「イザベラ・バード 『日本奥地紀行』 福島県会津地方での行程」をご覧ください。 ■現在の道の駅「たじま」近くにあった山王茶屋は戊辰戦争で焼失したが、1869年(明治2年)に再建されたという。 イザベラ・バードも立ち寄ったかもしれない。なお、山王茶屋の建物は南会津町の奥会津博物館に移築され古民家レストランとして活用されている。 |
登山口 | 登山道 | 二等三角点(1196.8m) |
山頂からの360度パノラマ展望シミュレーション (A4印刷対応はこちら) |
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