●2019年12月19日時点。
台風19号とその後の大雨の後、高ノ倉ダムから上がり、横川ダム(赤根登山口)の方まで足を延ばしてみました。
大雨の影響は思いのほか少なく、高ノ倉ダムからは普通に歩けました。
沢は大雨の影響でしょうか、岩肌の汚れが取れ白い美しい沢となっていました。
また、前回疑問を呈した里山除染ですが、そのおかげで、藪がなくなり明るい山と生まれ変わっています。
地肌がむき出しだった山道も大雨で腐葉土が林から流れ出て堆積し、いい感じになっています。(踏み跡が不明瞭とも言えますが・・・。)
大好きな国見山「再生!」といった感じです。
ただ、高ノ倉ダムまでのアクセスは大丈夫ですが、
赤根登山口へのアクセスは土砂崩れで通行止めです。また、押釜登山口へも迂回する必要があります。
(情報提供:南相馬市・服部氏)
●2019年7月3日時点。
令和元年6月、久しぶりに国見山に行きました。高ノ倉ダムから上がりました。里山除染が始まっていました。
山の中まで除染していただき、安心して山を楽しめる♪と思っていましたが、現実はかなり深刻でした。
除染とは、表土を取り除く作業ですが、山道の除染となりますと、腐食土をはぎ取ることになってしまいます。
除染された山道は土が丸見えとなっていました。まるで、オーバーユースの百名山のような道になっていました。
この日途中から雨が降り出したのですが、腐植土を剥がれた山道は雨水を集め、川のように流れる水は山を削っていきます。
いつもなら普通に歩けた傾斜が、ぬめって滑って歩けなくなっていました。
除染は、ハイキングコース以外の作業道もすべて行うようでした。国見山が可哀そうに思いました。
除染作業はとてもきつく、作業員の方々には本当に頭が下がります。
しかし、たまにしか人が来ない里山、放射線の半減期と腐植土の復活までの時間と考えれば、除染なんて必要ないと思うのですが。
(情報提供:南相馬市・服部氏)
●2017年5月27日時点。
2016年3月〜2017年5月にかけ4回、各登山口から歩きました。
訪れるハイカーがほとんどいないため、踏み跡に不明瞭なところがあります。
但し指道標や案内看板はしっかりしています。
迷いやすい分岐にはピンクテープを付けていますので、参考にしてください。
静かな山行が楽しめ、南相馬市街や太平洋が望めるいい山です。
(情報提供:南相馬市・服部氏)
●2002年3月時点。
国見山森林公園として駐車場や林道・遊歩道などの整備が進められています。
個人的には公園化は残念ですが、以前より手軽で快適に登れる山になると思います。
(情報提供:小高町・阿部氏)
●2001年1月21日時点。
故里の山 国見山に、押釜コースより登山しました。
山頂まで20−25センチの雪道で、1時間30分コースが2時間も掛かりました。
(情報提供:原町市・松本氏)