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高ノ倉ダム公園入口近くの階段が登山口。週末は比較的訪れる人も多いが、比較的広い駐車場があるので安心。
高倉登山口から15分くらいで取水堰。登山道は取水堰を過ぎた辺りから沢伝いとなる。
夏場は涼を感じるのでいいだろうが、快適な登山とするために靴は防水性の高いものを履いていきたい。
他の大部分の植物が花を咲かせない12月に、生き生きとした緑色の葉と白い花を咲かせるのはヤツデ。
他の多くの植物より受粉時期を大きく遅らせる戦略が興味深い。
[ 追記 2024.04.04 ] 2021年度から行われてきた国見山林道の復旧や国見山森林公園の遊歩道・東屋・展望台などの整備が完了し、今月から供用が開始されました。
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取水堰から15分ほど登ると雨乞滝への分岐となる。
小沢に沿って100m程行った所にあるので出来れば寄ってみたい。踏み跡はしっかりしているが、登山者が少ない時期は少々薮を漕ぐ場合もあるので注意。
2002年度に雨乞滝の直ぐ上を国見山林道が開通した。
林道周辺に不法投棄が目立つのは国見山に限らないが、雨乞滝直下の沢にも不法投棄されたゴミが多かったのが残念。
雨乞滝への分岐から10分ほどで、沢沿いに山頂を目指す管理歩道1号線と、眺めの丘へ至る4号線の分岐。
[ 参考 ] 登山道沿いの湿気のある薄暗い所では、葉緑素の無いギンリョウソウ(別名:幽霊茸)が目立つ。
最近あまり見なくなった川トンボも夏場に登れば沢コースで結構見かける。
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沢コース(管理歩道1号線)を5分ほど登ると国見山林道のガードレールが見えてくる。
そのままガードレールの間から国見山林道へ出ると林間コース(管理歩道3号)と出合う。
どちらを選択してもいいが、このまま沢コース(管理歩道1号線)を登ることとする。
暫くすると沢から離れ、山頂をトラバースするような道へ変わる。
国見山林道の所から20分ほどで、直登コース(管理歩道2号線)とゆっくりコースの分岐。
バーゴラがあるので小休止するのにいい。
バーゴラ前には眺めの丘や押釜登山口方面への分岐もあるので間違わないようにしたい。
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直登コースを10分ほど登ると尾根に至る。
ここでのんびりコースを左から合わせる。山頂へは右へ50mほど。
左へ50mほどの所には反射板跡(ベンチ)がある。
山頂は東側が刈り払われており、太平洋の美しい海原を望める。
正面に見える白い煙突のある建物は東北電力の原町火力発電所。
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山頂の眺望を楽しんだら、のんびりコースを下ることとする。100mほど下るとベンチが並んでいる。
かつては災害時通信用の反射板が建っていた所。
展望はあまりないが、山頂が混雑している時などはここで大休止するのもいいだろう。
反射板跡地から10分弱下ると簡易トイレ。その先に山神の鳥居と祠。
ここから山頂をトラバースするように進み、横川ダム(赤根登山口)方面へのコースを右手に見送るとやがてバーゴラのある直登コース分岐地点へ戻る。
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眺めの丘を目指し、直登コース分岐のバーゴラの近くから東へ延びる道を下る。
5分ほど下ると案内板とバーゴラがあるので、小休止して現在位置を確認しよう。
押釜登山口から21番の指道標もここにある。
ここから700mほど下ると多目的広場。途中、管理歩道3号線を左に見送る。
多目的広場にはトイレもあるので便利。トレイ脇から管理歩道5号線を50mほど登ると、眺めの丘。
ここからも東側の眺めがいい。
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眺めの丘から高倉登山口を目指し、管理歩道5号線を下る。途中、高ノ倉ダムの眺めがいい。
国見山林道に出るので、渡ると管理歩道4号線。往路で左手に見送った道である。
谷止工(No.3)の脇を過ぎると往路に使った高倉登山口からの沢コースに出合う。
ここから10分ほど下ると取水堰。取水堰から5分ほどで高倉登山口へ戻る。
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押釜林道の起点より80mほど入った所が押釜登山口。
ここで押釜林道を右に見送り、左手の作業道を登ってゆく。
茶色の鉄板に「1」と書かれた指道標がある。
ここから山頂までは3.5kmくらいである。概ね100m間隔に設置されているので参考にしたい。
200mほど登ると灌漑用水の隧道がある。
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登山口から10分くらい登ると観音霊水。
小広い駐車スペースがある。オフロード四駆であれば苦も無くここまで登れるだろう。
ここで喉を潤し、登山の無事を祈って登り始める。
作業道を左に見送り直進すると杉林の入口付近に「3000m」と書かれた指道標がある。
「七曲り八坂」や「つづら坂」と名付けられた急登が終わり快適な尾根道に変わると「望湖台」。
高ノ倉ダムを望むことが出来る。
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「望湖台」付近の尾根道には、イワウチワとショウジョウバカマが随分見られた。
気候にもよるが4月中旬頃に登れば両方の花を楽しめるだろう。
登山口から40分ほど登ると15番の指道標があり、馬場登山口からの道を左から合わせる。
さらに3分ほど登ると16番の指道標があり、多目的広場近くの国見山林道に出る。
道路を挟んで直ぐ向かい側には「山頂まで1.4km」の指道標がある。
ここから40分位で山頂に至る。
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横川ダムの赤根大橋から北西に延びるアスファルト舗装された広い車道を終点まで入る。
終点は採石場跡地となっており、広い駐車スペースがある。
ここが赤根登山口。山頂まで約1時間(1000m)の看板がある。
ここからスイッチバックするように北側に延びるコンクリート舗装された作業道を登ってゆく。
コンクリート舗装は直ぐに終わり、砂利道に変わる。200mほど進むと作業道を沢の水が流れ、洗掘されて荒れている。
オフロード四駆でも登山口に駐車した方が無難だろう。
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登山口から15分ほど登ると作業道は右へ曲がるが、国見山山頂へは真っ直ぐの踏み跡を登ってゆく。
手書きの看板が置かれている。
さらに5分ほど登ると道は二俣に分かれるので、指道標の矢印に従い左へ進む。
登山口から30分ほどで管理歩道1号線と出合う。ここから30分ほどで山頂に至る。
直登コース(管理歩道2号線)は右、のんびりコースは左へ進む。
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