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福島県から天元台へは、桧原湖の東側を通る西吾妻スカイバレーを利用するのが便利。
但し、冬季(11月中旬〜4月下旬)は通行止めとなるので注意。白布峠コース利用
の場合は峠の駐車場が利用できる。
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天元台ロープウェーは5分程で標高1350mの天元台スキー場へ
到着する。アルブ天元台やペンションなどの宿泊施設も整っている。
スキーリフト3本(所要時間30分)を乗り継いで標高1820mの
北望台の登山口に到着する。ここからは米沢盆地(北西方向)の眺め
が見事。気象条件によっては米沢盆地に雲海を見ることもできる。
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北望台から少し急な登りが続くが、30分程で「かもしか展望台」に到着する。
さらに30分程で大凹の池塘群。ここには冷たくて美味しい水場がある。
大凹から30分程歩くと梵天岩。梵天岩から20分程で天狗岩。
天狗岩から20分程で西吾妻小屋。無人だが2階建ての立派な小屋でトイレもある。
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西吾妻小屋付近には西吾妻山と西大巓の分岐がある。往復1時間30分
程かかるが時間と体力に余裕があればぜひ西大巓へ行って見事な眺望を
堪能していただきたい。西大巓山頂ではグランデコスキー場から登って
きた登山者も合流し賑わいを見せる。
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目的とする西吾妻山の山頂は西吾妻小屋付近の分岐から30分程。
残念ながらシラビソやコメツガなどの針葉樹に囲まれ展望はない。白骨樹を散見する。
[ 参考 ] 形成年代の新しい東吾妻山の山頂は森林限界のハイマツ帯となっているが、
形成年代の古い西吾妻山は山頂までシラビソやコメツガなどの針葉樹が生い茂っている。
厳寒期に西吾妻山に見られる有名な樹氷群は、この豊かな針葉樹林に雪や空気中の水蒸気が凍りついた自然からの贈り物。
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帰りは人形石まで足を伸ばす。ここからの眺めも見事。
人形石からはかもしか峠を経由しない道(少々判り辛いので注意)を選び北望台へ戻る。
この道は足場が少々悪いので不安な方はかもしか峠を経由する道がお勧め。
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