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福島市から国道114号線を浪江方面に車で20分程行った飯野町青木地区で一際
目立つ円錐形の山容の山が千貫森。その千貫森近くのバス停「連保」の先付近で
農道「秋山−青木」線を北に入る。千貫森の山麓には「UFOふれあい館」
( 電話:024-562-2002 )があり入浴も可能なので登山後の汗を流せるのが嬉しい。
登山口には案内板と10m程左に外れたところに馬頭観音がある。駐車スペース
には乗用車5〜6台は駐車可能。駐車スペース奥にある登山道を登っていく。
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沢を右手にしながら10分程登ると「ガマ石」がある。今度は沢を左手にしながら
さらに10分程登ると「宇宙人の忘れ物(いぼ石)」と呼ばれる大きな石がある。
そこから少し歩くと「小倉の泉」がある。これより上には水場は無いのでここで喉
を潤したい。5分程歩くと今度は「天女の逆松」と命名された二股の松がある。
510mピーク手前の上り坂の途中では東側が開け女神山(599m)や一貫森
(522m)を望むことができる。510mピークを過ぎると一旦下った後に上り
となる。登山道の先から青空の明るい光が目に飛び込んでくると山頂も近い。
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広い牧草地の一角に山頂の看板と三等三角点がある。広い牧草地に気を取られていると
見過ごしそうである。ここからは吾妻・安達太良連峰の眺めが見事であるが、電波塔が
少々邪魔となる。
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帰路は来た道をそのまま戻ってもいいが、牧草地と林の境を電波塔を目印に
下っていくこととする。途中、美しい円錐形の千貫森が山容を覗かせる。
電波塔基部の広場からは南東側、少し車道を下った牧草地の上部からは西側の眺めがいい。
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下りは牧草地帯の中を通っているアスファルトで舗装された車道を
25分程下り、廃棄物処分場を過ぎると5分程で登山口に戻る。
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山頂付近の道端にはマルバハギが多く8〜9月には可憐な赤い花を咲かせる。
目立たないが気をつけてみると他にも多くの直物が花を咲かせている。
ママコナやネジバナもその一つ。
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