福島の山々 >> 南西部 >> 長卸山 (1068m)  
南会津町の旧舘岩村に位置する。千年の歴史を誇り川岸に湧き出る野趣
あふれる岩風呂で有名な木賊温泉のシンボル的存在。春の訪れを告げる
コブシの白い花が見頃となる5月上旬には山開きが行われ、山頂からは
残雪に白く輝く三岩岳も遠望することができる。登山口は二箇所あり、
短い車道歩きを組み入れることで周回コースをとれるのでマイカー利用
者にはありがたい。登山道も整備されており手軽に登れるので家族連れ
にもお勧め。新緑や紅葉が美しい時期に訪れたい。時間と体力に余裕が
ある方は、田代山・帝釈山大嵐山と合わせた登山も楽しめるだろう。

● 福島の山々 ・・・ 南西部の地図  登山ルートと放射線量マップ
● マピオン ・・・・ 長卸山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:桧枝岐 
● 市町村のサイト ・ 南会津町
● 観光協会等 ・・・ 南会津町観光物産協会
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
長卸山

    交通:会津鉄道「会津高原尾瀬口」駅より、会津バス利用「木賊入口」下車、徒歩7km余り(本数少ない)
マイカー:広瀬の湯登山口に駐車場(広瀬憩の場)あり
所要時間:広瀬の湯登山口(50分)山頂(50分)熊野神社登山口
 山開き:毎年5月第2日曜日(日程は変更になる場合もあります)
     ※問い合わせ先は、南会津町観光物産協会 舘岩観光センター(0241-64-5611)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

南会津町の田島から国道121号線を南進し国道352号線に入る。30kmほど西進すると木賊(とくさ)温泉入口。 ここには会津バスのバス停「木賊入口」があるが、本数が少ないので利用する方は発着時刻を事前に確認していただきたい。 ここのT字路から6kmほど南進すると右手に熊野神社(親神様)があり、さらに少し南進すると熊野神社登山口がある。 途中、田代山・帝釈山を遠望できる。熊野神社登山口から1kmほどで共同浴場の「広瀬の湯」が左手に見えてくる。 共同浴場の向かい側に駐車場(広瀬憩の場)があり、長卸山の登山口にもなっている。

木賊温泉入口 田代山・帝釈山を遠望 室山熊野神社(親神様)
木賊温泉入口 田代山・帝釈山を遠望 室山熊野神社(親神様)
熊野神社登山口 長卸山 広瀬憩の場(駐車場)
熊野神社登山口 長卸山 広瀬憩の場(駐車場)
木賊温泉案内図 共同浴場「広瀬の湯」 広瀬の湯登山口
木賊温泉案内図 共同浴場「広瀬の湯」 広瀬の湯登山口


駐車場(広瀬憩の場)から作業小屋の裏手へ続く道を登っていく。 最初は杉林だがやがてミズナラの目立つようになる。 30分ほどするとトラロープが設置されているやや急峻な箇所がある。 高度が上がっていくとブナの巨木を散見するようになり、 熊野神社登山口への道を右に見送れば一投足で山頂。年月を重ねた祠がひっそりと佇んでいる。 樹間より、東側に大嵐山、西側に三岩岳の雄姿を楽しめる。

尾根への取り付き ミズナラが目立つ登山道 大ブナ
尾根への取り付き ミズナラが目立つ登山道 大ブナ
トチノキの花が見頃 熊野神社からの道を合わせる 指道標
トチノキの花が見頃 熊野神社からの道を合わせる 指道標
山頂 大嵐山(東側) 三岩岳(西側)
山頂 大嵐山(東側) 三岩岳(西側)


5月中旬、山頂では真っ白なコブシの花が見頃だった。 下りは、コース分岐点まで戻り、広瀬の湯登山口からのコースを右に見送り、熊野神社登山口を目指す。 初めは斜度が急で滑りやすいが、次第に快適な尾根に変わる。 足元には随分とイワウチワが目立つが、5月中旬、花は見かけなかった。見頃は4月下旬頃だろうか。 頭上が開けた所では大嵐山の眺めがよい。時間と体力に余裕があれば合わせて登るのもよいだろう。 ブナの二次林の気持ち良い尾根道を熊野神社を目指してさらに下る。

コブシ(5月中旬) コース分岐 北東側の尾根を下る
コブシ(5月中旬) コース分岐 北東側の尾根を下る
イワウチワが目立つ 大嵐山の眺めがよい ブナの二次林
イワウチワが目立つ 大嵐山の眺めがよい ブナの二次林


高度を着実に下げて行くと、樹間より熊野神社登山口付近を遠望できるようになる。 車道や走行している車も確認できる。 北東尾根の終端に下って最初に目に入ってくるのは室山熊野神社(権現様)である。 そこから長い石段を下ると、 室山熊野神社(拝殿)。 長卸山登山口の標柱が立っている。狭義にはここが熊野神社登山口。 ここから西根川に架かる室山橋を渡り200mほど砂利道を進むと車道と出合う。 当サイトではここを熊野神社登山口とした。

熊野神社登山口方面を遠望 室山熊野神社(権現様) 長い石段を下る
熊野神社登山口方面を遠望 室山熊野神社(権現様) 長い石段を下る
石段(振り返って) 室山熊野神社(拝殿) 登山口の標柱
石段(振り返って) 室山熊野神社(拝殿) 登山口の標柱
室山橋(振り返って) 西根川 車道に出合う(熊野神社登山口)
室山橋(振り返って) 西根川 車道に出合う(熊野神社登山口)


車道に出たら南進して広瀬の湯登山口を目指す。 景色を堪能しながらのんびりと歩くには、車の交通量が少ないのがありがたい。 10分ほど歩くと二つの登山口の中間点付近。 歓満の滝の解説板と駐車スペースがあり、瀑音が聞こえる。 西根川に下りていくと、清流の中に美しい滝を目にすることができる。 歓満の滝からさらに10分ほど南進すると広瀬の湯登山口に戻ってくる。 登山でかいた汗は共同浴場の「広瀬の湯」で流すのもよいし、 すぐ近くなので、西根川の川岸から湧き出る岩風呂(混浴)を利用するのもよい。

歓満の滝入口(駐車スペース) 西根川へ下りていく 歓満の滝
歓満の滝入口(駐車スペース) 西根川へ下りていく 歓満の滝
岩風呂入口 西根川へ降りていく 岩風呂(湯小屋)
岩風呂入口 西根川へ降りていく 岩風呂(湯小屋)



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