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国道401号線の西本地区(冑)にある郵便局脇の車道を西側に入る。
3km程で近年完成した大規模林道「飯豊・檜枝岐」線とのT字路にぶつかる。
T字路付近に登山口と2台程の狭い駐車スペースがある。
沢沿いの登山道を登ると直ぐに会津三十三観音二十七番札所大岩観音(仁王寺)への分岐がある。
大岩観音への道を左に見て直進する。
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大岩観音分岐から7〜8分で菅沼川への分岐を右に見て直進する。
数分で小沢を渡ると、杉林から雑木林の中の九十九折の登山道となる。
高度が上がってくると会津盆地の先に磐梯山、南西方向には博士山を望める。
樹間越しに山頂が見え始めたら狭間峠は近い。
小広い狭間峠を少し下った所には大きな一本杉があり、そこから右(北)に大きく進路を変える。
狭間峠は大正時代までは会津高田町と柳津町の交易で賑わった峠である。
2万5千図ではこの先(峠の西側)にも道がまだあることになっているが、踏み跡は見られなくなっている。
峠を越えて西側の柳津町に抜けるには相当な藪漕ぎを強いられそうである。
なお、この付近は熊がよく出没するので十分注意してください。
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白樺林やブナの二次林の中の登山道を20分程上ると奥の院に到着する。
幾つも建てられた赤い鳥居とその奥の社が、奥の院の存在を確固たるもの
としている。この先は急坂が待っている。平坦で東側に少々展望が開ける
のでここで休憩するのもいい。
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滑り易い急登を登り終え主尾根に上がり、尾根伝いに少し西へ行くと山頂。
小狭く展望はあまり期待できない。枝葉の無い冬季であれば、樹間越しに山々をある程度は同定できる。
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