福島の山々 >> 南西部 >> 小野岳 (1383.4m)  
湯野上温泉の北側に位置する端整でどっしりした山容の独立峰で湯野上
温泉のシンボル的存在。阿賀川沿いの国道121号線を下郷町から会津
若松へ北上する途中、川を挟んで西の小野岳と東の大戸岳はまるで会津
盆地の南門で立ちはだかる仁王像のような存在である。小野岳の西側に
は江戸時代の宿場町の面影が残る「大内宿」がある。山の大部分がブナ
林で覆われ初夏の新緑と秋の黄葉が見事。

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小野岳
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    交通:会津鉄道「湯野上温泉」駅より、タクシー利用
マイカー:大内宿北側の林道を1Kmほど北東へ入る(登山口に駐車スペースあり)
所要時間:大内登山口(1時間40分)山頂
他登山口:小野観音口、沼尾口がある ( 「湯野上温泉」駅利用の場合、小野観音口は直ぐ近く )
 山開き:毎年5月最終日曜日(日程は変更になる場合があります)
     ※問い合わせは、下郷町産業振興班 商工観光係(0241-69-1144)
     ※福島県内の山開き日程の一覧

湯野上温泉駅の東脇は断崖となっており大川が南北に流れる。 駅からは北西へ小野川沿いに大内宿を目指す。 大内宿は江戸時代の宿場町が今もそのままの形で残り 食事や宿泊ができ1年を通じて多くの観光客で賑わう。 宿場の北側の道端にある薬水は様々な病に効くと云われ、昔から多くの伝説が言伝えられる名水。 大内登山口はこの名水から少し北の所から林道を東側に1Km弱入った所にある。

会津鉄道 湯野上温泉駅 大川 小野川
会津鉄道 湯野上温泉駅 大川 小野川
大内宿 薬水 大内登山口への林道
大内宿 薬水 大内登山口への林道
駐車スペース 大内登山口 登山道
駐車スペース 大内登山口 登山道


杉林の薄暗い登山道を上り初めて数分で水場が現れる。 ここが最後の水場なので注意。さらに数分もすると見事なブナ林に変わる。 途中、北側に大内ダムを見下ろすことができる。

水場「小野の泉」 ブナ林 大内ダム
水場「小野の泉」 ブナ林 大内ダム


山頂は草が生茂っていることがあるが比較的広いので一度に大人数の登山者がくつろげる。 会津の名峰として人気がある。 毎年5月下旬〜6月上旬には山開きが行われてきており、多くの山開き登山の記念看板が残る。 展望は北〜東方向が良く、会津盆地や磐梯山、大戸岳が見渡せる。

山頂 祠 山開き登山記念の看板
山頂 山開き登山記念の看板
会津盆地 (北) 磐梯山 (北東) 大戸岳 (東)
会津盆地 (北) 磐梯山 (北東) 大戸岳 (東)



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