福島の山々 >> 南東部 >> 屹兎屋山 (875.1m)  
いわき市の北部に位置し、地元の人々に昔から親しまれてきた名山。周
囲には、二ツ箭山、猫鳴山、五社山、三森山などいわき市の名山がひし
めくので、体力と時間に余裕があれば、縦走コースなどを計画して合わ
せて登りたい。山頂直下に通信施設とアンテナが林立しているのが少々
残念。

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● マピオン ・・・・ 屹兎屋山の周辺地図
● 国土地理院 ・・・ 1/25,000地形図:川前 
● 市町村のサイト ・ いわき市
● 観光協会等 ・・・ いわき市観光物産協会
● その他 ・・・・・ 宿泊施設・旅行・観光  登山用品
            ガイドブック
屹兎屋山

    交通:JR磐越東線「小川郷」駅より、常盤交通バス「芋島」下車(本数少ない)
     ※バス路線の大幅縮小にともない廃止になりました。
マイカー:林道終点の登山口に5台ほどの駐車スペースあり
    (林道途中にゲートがあり、閉まっていることがあるので注意)
所要時間:ゲート(20分)登山口(1時間30分)山頂
他登山口:三森山方面、二ツ箭山・猫鳴山縦走路方面、通信施設保守用道路から

屹兎屋山の北側の県道249号線(上戸渡・広野線)から山頂へ延びる通信施設の 保守用道路を利用すると山頂直下まで簡単に上がれるが、ハイキングを楽しむ為に 国道399号線の上小川地区の茱萸平1号橋北側より加路川に沿って林道を北に入る。 1Km程進むと途中にゲートがあり、伐採作業中などは閉まっていることが多い。 加路川はヤマメやイワナを釣る釣り人でシーズン中は賑わう。

茱萸平1号橋 加路川 林道
茱萸平1号橋 加路川 林道
ゲート 鳥居跡 祠
ゲート 鳥居跡


ゲートから林道を1Km程北上すると林道終点。ここに屹兎屋山と猫鳴山の登山口がある。 猫鳴山の登山道は主脈縦走路の尾根を目指し小沢を何本か渡る緩やかな上りとなる。 屹兎屋山の登山道は沢沿いにしばらく歩いた後、尾根上を目指す急登となる。所々荒れた 箇所もあるが、夏でも雑木林の木陰の中を気持ち良く歩ける。

林道終点 猫鳴山登山口(右側) 屹兎屋山登山口(左前方)
林道終点 猫鳴山登山口(右側) 屹兎屋山登山口(左前方)
登山道 沢沿いの登山道 尾根上を目指す急登
登山道 沢沿いの登山道 尾根上を目指す急登


20分程急登に汗を絞られると露岩帯を通る。さらに笹の繁る道を20分程登ると右手に 展望の得られる岩場に着く。この岩場からは二ツ箭山から猫鳴山を経由し屹兎屋山に至る 縦走主脈の稜線を見渡せる。

露岩部(標高約600m) 尾根上の登山道 展望のある岩場(標高約750m)
露岩部(標高約600m) 尾根上の登山道 展望のある岩場(標高約750m)
東(猫鳴山) 南東 南(二ツ箭山)
東(猫鳴山) 南東 南(二ツ箭山)


急登が終り常緑樹のアセビ中心の林の中の斜度の緩やかな登山道に変ると間もなく 南東側から一等三角点のある小狭い山頂へ飛び出す。

アセビ林の登山道 山頂を南東側より窺う 山頂
アセビ林の登山道 山頂を南東側より窺う 山頂


山頂の北側の道を下り、突き当たりの砂利道(車道)を少し左(西)へ行くと通信施設がある。 ここの広場からは西側の眺めがよい。

往路は山頂の南東側 山頂の北側の道を下る 通信施設
往路は山頂の南東側 山頂の北側の道を下る 通信施設
南西 西 北西
南西 西 北西


通信施設から砂利道(車道)を東へ100m程歩くと砂利道が大きくカーブする所となる。 ここが猫鳴山経由の二ツ箭山への縦走路入口となるので砂利道から外れ東側へ踏み跡を 辿って直進する。30分程下ると加路川登山口への分岐があるので右(西側)へ進む。なお、 分岐せずに直進すると15分程で猫鳴山山頂なので時間があれば立ち寄っていただきたい。

登山道(屹兎屋山→猫鳴山) 分岐地点 指道標
登山道(屹兎屋山→猫鳴山) 分岐地点 指道標


主脈縦走路から分岐すると小さな沢を何本か渡りながらの下山となるので防水性の高い 靴をお勧めする。斜度は緩やかだが踏み跡が判り難い箇所もあるので慎重に下山したい。

沢沿いの登山道1 沢沿いの登山道2 沢沿いの登山道3
沢沿いの登山道1 沢沿いの登山道2 沢沿いの登山道3
杉林の中の登山道 沢を渡る 加路川登山口(林道終点)へ戻る
杉林の中の登山道 沢を渡る 加路川登山口(林道終点)へ戻る


5月中旬はヤマツツジが見頃。8月後半〜9月前半にかけてツリフネソウやヤマハギ、ゲンノショウコを多 く見かけ、山頂は純白のヤマハハコや薄紫色が涼しげなツリガネニンジンの花を楽しめる。 円錐形の実が服に付着してドロボウという別名のあるキンミズヒキも花は綺麗な黄色。 沢沿いの湿地部にはアカソが8〜9月に赤い花穂を咲かせる。

ツリフネソウ(花期:7〜9月) ヤマハギ(花期:8〜9月) ゲンノショウコ(花期:8〜9月)
ツリフネソウ(花期:7〜9月) ヤマハギ(花期:8〜9月) ゲンノショウコ(花期:8〜9月)
キンミズヒキ(花期:8〜9月) ヤマホトトギス(花期:8〜9月) ノコンギク(花期:8〜9月)
キンミズヒキ(花期:8〜9月) ヤマホトトギス(花期:8〜9月) ノコンギク(花期:8〜9月)
ツリガネニンジン(花期:8〜9月) ヤマハハコ(花期:8〜9月) ヒヨドリバナ(花期:7〜9月)
ツリガネニンジン(花期:8〜9月) ヤマハハコ(花期:8〜9月) ヒヨドリバナ(花期:7〜9月)



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