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会津鉄道「養鱒公園駅」駅前より林道「大峠線」に入る。車で15分程で観音沼。
昭和60年にふくしま緑の百景に選定された景勝地で、
紅葉(黄葉)の季節は観光客やきのこ狩りの人々で賑わう。4月20日前後のミズバショウの季節もいい。
[ 参考 ] 2002年11月時点。林道は改修工事中の為、平日は林道終点までマイカーで入れないので注意。
(林道大峠線は長年改修工事が行われており、2003年度以降も改修工事が行われる場合もあるので、
最新情報を確認のうえ入山するのが無難。)
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観音沼から車で15分程で林道終点。途中「日暮滝」や「雨量観測所」がある。
林道終点から歩いて10分程で登山口(鏡沼分岐)。この分岐を左に入る。
なお、左に入らないで真っ直ぐ行くと大峠。
登り初めは落葉松の林の中の登りだが、林を抜けると笹藪の中の道に変わり、20分程歩くと大蛇伝説の鏡沼に着く。
足元は滑りやすく、木の枝や根が邪魔をし歩き難いので注意。
特に雨や雪の日の下りは気をつけてください。なお、この辺一帯は熊の出没が確認されているので注意してください。
[ 追記 2023.07.04 ] 7月2日(日)昼過ぎ、いわき市から登山に来ていた女性(60代)が、
大峠から流石山へ向かう登山道の途中で突然出てきた熊と遭遇して腕を噛まれ、
防災ヘリで会津若松市の病院に運ばれました。軽傷とのことです。
熊は体長80cmほどだったそうです。去年は餌となるブナの実が豊作で今年は子熊や若い熊も多いようです。
他の山ですが、私も10mほどの至近距離で体調1mくらいの熊と突然出合ったことがあります。
その時は少し油断して熊鈴をしていませんでした。あともう少し近かったら危なかったと思います。
熊鈴や大きな音を出すなどして、人間の存在を離れた所から知らせるように心がけましょう。
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20分程の急登を登り終えると尾根(北:旭岳・甲子山・須立山〜南:三本槍の縦走路)にたどり着く。
この分岐点から50分程で山頂。山頂は広く360度の雄大な大パノラマが楽しめる。
ハイシーズンの休日は団体のツアーで相当混雑するので、少し北側の鏡沼を見下ろせるポイントがお奨め。
山頂は風の通り道となっており、強風が吹き荒れるので注意が必要。
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